【マレーシア】マレーシア人が好む日本食とは？大盛況のローカルの回転寿司をチェック

客単価から知る中間所得層の好みとメニュー

日本貿易振興機構（ジェトロ）の2012年度のデータでは、このような中間所得層向けの回転寿司では客単価がRM15-16(約410-450円)ほどと記されている。
2018年現在はもう少し上がっているとは思うが、WASABIのメニューブックの値段設定とさほどかけ離れていないのがわかる。

ある中華系マレーシア人に日本食レストランを選ぶ基準を聞いたところ、おもしろい答えが返ってきた。
「重要なのは店に”寿司”があるかないかということ」なのだそうだ。
と、いうのも日本食=高級レストランだった時代のメインは寿司。
寿司があるということは、その店は鮮度がよい食材を使っている、というイメージにつながっているのだそうだ。

もちろん最近は日本食と言ってもラーメン、粉物、スイーツなどさまざまなジャンルで展開しているためその限りではない。
しかし、ファミレスのような大衆レストランから高級店まで、日本食を謳う場合は「寿司」は重要なポイントとなっているようである。

【店舗情報】
店名：WASABI(わさび)
住所：Jalan 7/62a, Bandar Menjalara, 52200 Kuala Lumpur
営業時間：12:00-15:00、18:00-22:00

【参考URL】
http://wasabi-concept.business.site/