3.高価格で種類豊富なメニュー
たぬき蕎麦11SD、時間限定のお得なランチセットでも18ドルと、1杯500円以内で食べられる日本と比較すると強気な価格設定。
その分、様々な種類の料理が提供されています。
蕎麦の種類も、混ぜ蕎麦、カレー南蛮そば、天麩羅そば等、どれにするか迷ってしまうほどの品揃え。
中には鉄鍋に入った「シーフード海鮮餡かけ蕎麦」というものも!
「これは和食でなく、中華料理だろ!」という突っ込みも聞こえるそうですが、蕎麦に馴染みのない外国人に食べてもらうための戦略だと考えられます。
蕎麦以外にも「丼ぶり」や、高級食材を使用したアラカルドなどのメニューも豊富です。
例えばトリュフだし巻き卵(5SD)
卵をたっぷり使用し、ほのかにトリュフが香る贅沢な卵焼きです。
4.思わず写真に撮りたくなるようなインパクトのある食器
蕎麦を入れる器にもこだわっています。
暖かいお蕎麦をオーダーすると、こんなに大きな器に入ってでてきました。
日本で人気のうどん屋さん「つるとんたん」を彷彿させるような器です。
この大きな器を面白く感じるのか、写真を撮っている人もちらほら。
「富士そば」が日本で人気だった理由は「早くて安い」というコンセプトが支持されていたからでしょう。
しかし、ホーカーが浸透されているシンガポールでは、「早くて安い」というコンセプトは目新しさがありませんし、ホーカーよりも安い価格で提供することは難しいと考えられます。
強みであった「早くて安い」というコンセプトを思い切って変え、「Japanese高級蕎麦屋」という新しいブランドコンセプトをつくることで、シンガポールの人々から受け入れられるお店をつくった「富士そば」の戦略は、今後シンガポールへの出店を検討している飲食店の方にとって、参考になるポイントが沢山あります。
名代富士そば 二八
100 Tras Street #03-14, 100AM Mall, Sinsapore 079027
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