こちらもベトナムでの事業規模は大きく、全国に22の劇場を展開している。
CGVとは異なり、こちらは学生や家族連れなどが主なターゲット層である。
館内の雰囲気は他の映画館と比べると多少チープな作りになっているが、料金設定が他社よりも安く設定されており、運がよければ45,000VND(200円強)で映画を見ることができる。
食べ物の値段もCGVと比べて概ね2万VND(100円)ほど安い。
上映される映画は、アニメやアクションといった子供連れでも楽しめるものが大半を占めているようだ。
こちらは今回唯一のベトナム資本であるBHDである。
劇場数が5館と、前述の2つに大きな遅れをとっているが、その立地の良さやサービスの質の高さから大きな人気を得ている。
富裕層や外国人が主なターゲット層になっている。
価格帯は7万VND~10万VNDと他社よりも高く設定されているが、シアターの大きさやスタッフのサービス(英語対応)、そしてアクセスの良さなどから高い人気を誇る。
都心の一等地にあるため、仕事帰りのOLやビジネスマン、在越の外国人が多く利用しているようで、前述の映画館とは違った雰囲気を醸し出している。
食べ物も他社のものと比較して5~6万VNDほど高い印象を受けるが、飛ぶ様に売れていた。
こちらはベトナム国産映画の告知ポップ。
ベトナムの王様が活躍するアクション映画で、制作費・俳優人の豪華さから今年最も注目されている映画のようだ。
今回、この記事を書くにあたって映画館を多く訪問したが、どこも多くの若者で賑わっており、「これぞベトナム」といった経済成長まっただなかの新興国らしい若いパワーを感じた。
ベトナムにお越しの際は、ぜひともこれらの映画館に足を運び、ベトナムのポテンシャルを肌で感じてほしい。
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