近年、日本では「日本人の映画館離れ」が加速しており、次々と映画館が姿を消しているといった記事を何かで聞いたことがあるが、ここベトナムにおける映画市場は成長時期を迎えている。
ジェトロの調べでは、2013年の映画市場の興行収入は約68億円、前年比の約30%増だというのだから驚きだ。
「9,000万人の豊富な人口」と「著しい経済成長」を考慮すると、今後も更なる映画市場の発展が期待できる。
そこで、今回はベトナムでメジャーな映画館を3つご紹介したい。
こちらの映画館は韓国資本のCGVである。国内に24の劇場を展開するベトナム最大手の映画会社だ。
同社は若年層のカップルを主にターゲットにしており、館内はおしゃれなデザインと雰囲気が演出されている。
また、カップル割り引きやカップルシートなどのプロモーションも積極的に行っており、ベトナム人の定番デートスポットとして親しまれている。
料金は6万VND~8万VNDとベトナムでは一般的な値段設定になっている。
ポップコーンとコーラのセットが8万VND(400円)と、下手をすれば映画のチケットよりも高い値段になっているが、多くのベトナム人が購入をしているようだった。
上映される映画はハリウッド映画や韓国映画が多く、まさに若者向けといった感じである。
2番手は同じく韓国資本のLotte Cinemaである。
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