ベトナムのビーチリゾート、ニャチャンは東南アジアリゾートの1つとして人気の観光地です。
ニャチャンの日本人在住者は30〜40人と言われており、主な外国人在住者はロシア人といった土地柄で、ダナンや他のベトナム国内の都市とは違った雰囲気のある街です。
そんなニャチャンで日本人とベトナム人のご夫婦が経営されている「Kissa House」は、カフェとお土産店が併設されており、在住者から観光のお客様まで人気のあるお店です。
今回は「Kissa House」の日本人オーナー、吉田聖さんにインタビューさせて頂きました。
記者:ベトナム進出までの簡単な経歴を教えてください。
吉田氏:ベトナムに来たのは2011年で、それまでは日本でホテルや旅行会社、その他オーストラリア留学中にテーマパークやレストラン等、主にホスピタリティ業で勤務しておりました。
記者:ベトナム進出のきっかけは何ですか?
吉田氏:ベトナムに決めた理由はそれまで訪問したことがなかったのと、知り合いやメディアから今一番パワーのある国という情報があったので、新しい土地で新しい人々とカルチャーの中で挑戦してみたいと感じたのがきっかけでした。
あとは自分自身のキャリアアップは海外でしたい、と以前から考えていたのもきっかけの一つです。
海外で数年過ごした後に、日本に帰ってきて数年働きましたが、なんとなく刺激に欠けていると感じる日々が続いていて、やはりもう一度海外に出て生活したいと思っていました。
そんな時に、ちょうどホーチミンでキャリアップに適した仕事の機会をいただいたので迷わず即決しました。
この時に、元々自分は海外向きの人間なんだな、と改めて自分自身を見直せたと思います。
実際ホーチミンに来てみたら、やはり活気に溢れている町で、刺激だらけの日々で毎日わくわくしていました!
記者:なぜ喫茶・お土産屋店を始めようと思ったのですか?
吉田氏:妻の夢を叶えられるのは今だと思ったからです。
妻の地元であるニャチャンでカフェを経営するということは、出会った時からの妻の夢でした。
現在まで色々と私のことをサポートしてくれていたので、一つ一つ妻の夢を叶えていきたいと考えておりました。
結婚して生活もだいぶ落ち着いたので、今がチャンスだと思い、思い切ってハノイでの仕事を退職してニャチャンへ移動することを決めました。
お土産屋は正直最初は考えていなかったのですが、今思えばカフェと併設して正解だったと思っています。
記者:どの様なお客様がいらっしゃいますか?
吉田氏:お客様はカフェサイドとお土産サイドで異なります。
カフェの方は主に現地在住のロシア人が多く、そのほか仕事目的でくる欧米人、それから若いベトナム人カップルやお友達同士、勉強スペースとして来られる学生さんたちとなります。
お土産サイドは、韓国、中国、香港、欧米等から旅行で来ている方々がメインになります。
日本人の方も時々いらっしゃいますが、日本からニャチャンへの旅行客の絶対数がまだまだ少ないので数でみると僅かです。
日本との直行便を期待しているところですが・・・。
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