ホーム >  ミャンマー > 【ミャンマー】ヤンゴンで増えつつあるブックカフェ。ただし店側の狙いは様々

【ミャンマー】ヤンゴンで増えつつあるブックカフェ。ただし店側の狙いは様々

  • 友だち追加

インペリアルカフェ&ブック   

書店度 ★★☆  カフェ度 ★★☆

店舗の3分の1がカフェ、残りの3分の2がブティックと書店になっており、ブックカフェというよりは3つの業態がひとつの店舗に同居しているような造りになっています。
メニューはスイーツが中心です。

Imperial Cafe & Book 住所:2MF, Pin Long Hteik Htar Bldg., Corner of U Wizaea Rd. & Chin Dwin Rd., Kamaryut Tsp., Yangon 電話:01-538165 / 01-538167 / 09-9768-86668 営業時間:9:00〜21:00 無休
Imperial Cafe & Book
住所:2MF, Pin Long Hteik Htar Bldg., Corner of U Wizaea Rd. & Chin Dwin Rd., Kamaryut Tsp., Yangon
電話:01-538165 / 01-538167 / 09-9768-86668
営業時間:9:00〜21:00 無休

クイック&イージー(Q&E)   

書店度 ★★☆  カフェ度 ★★★

映画や美術、文学に興味のある人たちの憩いとコミュニケーションの場を目指したカフェ。
書籍は英語の本も含めて、種類、数ともに充実しており、貸出もやっています。
Wi-fiが早く、メニューも多種揃います。

Quick & Easy 住所:55 Shan Kone Rd., Sanchaung Tsp., Yangon 電話:09-8986-600061 営業時間:9:00〜21:00 無休
Quick & Easy
住所:55 Shan Kone Rd., Sanchaung Tsp., Yangon
電話:09-8986-600061
営業時間:9:00〜21:00 無休

ザ・プラントハウス   

書店度 ★☆☆  カフェ度 ★★★

観葉植物やオーガニックコーヒーなども扱う、手作り感満載の小ぢんまりしたカフェです。
本の種類が少ないのに反してカフェメニューは充実のうえ手頃な価格で、在住外国人やお洒落に敏感な地元の若者で賑わっています。

The Plant House 住所:33 Nyaung Tone Rd., Sanchaung Tsp., Yangon 電話:09-7988-83355 営業時間:9:00〜20:30 無休
The Plant House
住所:33 Nyaung Tone Rd., Sanchaung Tsp., Yangon
電話:09-7988-83355
営業時間:9:00〜20:30 無休

ダレー   

書店度 ☆☆☆  カフェ度 ★★★

書籍販売はしていないので正確にはブックカフェではないですが、本があり、伝統菓子を出すことで最近話題です。
年配層を含む地元民が客の主流で、本はビルマ語のみ。
地元のコミュニティカフェを目指しているそうです。

Da Lae 住所:345 Pyi Than Yar Rd., Yankin Tsp., Yangon 電話:09-4444-66162 営業時間:6:00〜22:00 木曜休
Da Lae
住所:345 Pyi Than Yar Rd., Yankin Tsp., Yangon
電話:09-4444-66162
営業時間:6:00〜22:00 木曜休

読書離れが進む中でブックカフェが増える理由   

こうしてみると、ヤンゴンのブックカフェは業態としては「ブックカフェ」とくくれても、各店の意図するところはかなり異ってみえます。

インワは書籍販売がメインで、本選びの合間にカフェで休憩してもらおうというもの。
それに対し、クイック&イージーやダレーはコミュニケーションツールのひとつとして本を利用しているといえます。8

冒頭でミャンマー人は本好きと書きましたが、実はこの1年ほど、ミャンマー人の読書離れが新聞などで話題になっています。
軍政下では出版とともにインターネットも庶民には触れるのが難しかったのですが、これも2014年の制度改革で敷居が低くなり、ここ3年ほどでスマホが急速に普及し、ゲームやSNSへと人々の関心が移りつつあるのです。
そんな中で、これまでなかったブックカフェが増えているというのは不思議な気がします。

ブックカフェ側は上述したような意図で開店しており、もちろん、同じ意図で訪れる客層が一定数はいるでしょうが、若者たちがこうしたカフェで自撮りしている姿も多く、ミャンマーでも大流行中のインスタ映えするロケーションを探してこういった「ひと味違ったカフェ」に足を伸ばしている可能性も否定できません。

今後ブックカフェは増えるのか、今の増加は一時的なものなのか。
成り行きに興味のわくところです。

この記事を書いた人(著者情報)

maki_itasaka

日本でのライター業を経て、上海(中国)およびハノイ(ベトナム)にて計8年にわたり、現地日本語情報誌の編集に従事。同時に、日本で出版される雑誌や書籍、ガイドブック、ウェブにも寄稿するかたわら、取材コーディネートや企業リサーチにも携わってきた。ヤンゴン在住4年目。

  • 友だち追加
海外展開にご興味ある方は
なんでもお気軽にご連絡ください。
> 24時間受付OK> 24時間受付OK

メインメニュー

教えてASEANコラム

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ
WEBでのお問い合わせ

人気記事ランキング

新着記事

国別で記事を探す

おすすめキーワードで記事を探す

ライター紹介

G-FACTORYグループは、ASEAN進出を目指す飲食店オーナー、
外国籍人材の採用を検討している飲食店様を全面サポートいたします。