書店度 ★★☆ カフェ度 ★★☆
店舗の3分の1がカフェ、残りの3分の2がブティックと書店になっており、ブックカフェというよりは3つの業態がひとつの店舗に同居しているような造りになっています。
メニューはスイーツが中心です。
書店度 ★★☆ カフェ度 ★★★
映画や美術、文学に興味のある人たちの憩いとコミュニケーションの場を目指したカフェ。
書籍は英語の本も含めて、種類、数ともに充実しており、貸出もやっています。
Wi-fiが早く、メニューも多種揃います。
書店度 ★☆☆ カフェ度 ★★★
観葉植物やオーガニックコーヒーなども扱う、手作り感満載の小ぢんまりしたカフェです。
本の種類が少ないのに反してカフェメニューは充実のうえ手頃な価格で、在住外国人やお洒落に敏感な地元の若者で賑わっています。
書店度 ☆☆☆ カフェ度 ★★★
書籍販売はしていないので正確にはブックカフェではないですが、本があり、伝統菓子を出すことで最近話題です。
年配層を含む地元民が客の主流で、本はビルマ語のみ。
地元のコミュニティカフェを目指しているそうです。
こうしてみると、ヤンゴンのブックカフェは業態としては「ブックカフェ」とくくれても、各店の意図するところはかなり異ってみえます。
インワは書籍販売がメインで、本選びの合間にカフェで休憩してもらおうというもの。
それに対し、クイック&イージーやダレーはコミュニケーションツールのひとつとして本を利用しているといえます。
冒頭でミャンマー人は本好きと書きましたが、実はこの1年ほど、ミャンマー人の読書離れが新聞などで話題になっています。
軍政下では出版とともにインターネットも庶民には触れるのが難しかったのですが、これも2014年の制度改革で敷居が低くなり、ここ3年ほどでスマホが急速に普及し、ゲームやSNSへと人々の関心が移りつつあるのです。
そんな中で、これまでなかったブックカフェが増えているというのは不思議な気がします。
ブックカフェ側は上述したような意図で開店しており、もちろん、同じ意図で訪れる客層が一定数はいるでしょうが、若者たちがこうしたカフェで自撮りしている姿も多く、ミャンマーでも大流行中のインスタ映えするロケーションを探してこういった「ひと味違ったカフェ」に足を伸ばしている可能性も否定できません。
今後ブックカフェは増えるのか、今の増加は一時的なものなのか。
成り行きに興味のわくところです。
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