その国の人が読書好きかどうかは、書店を見ればわかります。
読書好きが多い国は街中やショッピングセンターにやたら書店が多く、棚に並ぶ本の装丁デザインが洒落ているものです。
そういう意味ではミャンマー人はとても本好きといえます。
ミャンマーでは民主化が進む前の2012年までは検閲制度があり、印刷物の出版がしにくい時代が長く続いていました。
そんな状況もあって書店に加え、ミャンマーでは図書館や貸本店も多く、中でも古書店の充実ぶりには目をみはるものがあります。
古本を大切に繕いながら読み継いできたのでしょう。
そんなミャンマーの最大都市ヤンゴンで、このところブックカフェが目に付きます。
各店をその書店やカフェとしての機能の度合いとともに紹介し、その背景を考えみたいと思います。
書店度 ★★★ カフェ度 ★★☆
おそらく、ミャンマー初のブックカフェ。
大型ショッピングセンター「ミャンマープラザ」内にあり、2015年12月にオープンしました。
インワはヤンゴンでも最も由緒ある書店のひとつで、ここはその支店にあたります。
書店度 ★★★ カフェ度 ★☆☆
最近オープンしたばかり。
店の奥に応接セットがひとつあるだけの、ほとんど書店といってもよい店です。
「本を買ったついでにコーヒーでも飲んでいこう」といった利用の仕方をする人が多く、ほとんどは書店のみの利用です。
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