2018年にMATTA FAIRで選ばれた「マレーシアにおいてアジアで最も人気のある旅行先」は日本。
マレーシアでも消費の中心となる中華系だけではなく、人口の約70%を占めるマレー系(ムスリム)にとっても、人気が急上昇している。
JNTO(日本政府観光局)のビジット・ジャパン事業の一つとして出展したジャパンパビリオン。
ミニイベントは日本に興味を持つ多くの来場者で賑わっていた。
京成電鉄株式会社の白鳥正之氏は、八千代台駅、京成大久保駅、実籾(みもみ)駅の駅長。
「成田空港から都心までのアクセスとして、スカイライナーの利便性を伝える」ために、京成トラベルサービス株式会社事業開発部本社営業所主査の近藤聡氏と共に来場者へ熱心にPRしていました。
「クアラルンプールの経済的発展がそのまま日本のインバウンド需要の勢いに繋がっていることを実感できるため、利用客の増加に期待して、ここ数年は毎回出展しています」と話した。
来場者にとっては、MATTA FAIRは展示会、見本市というよりも格安航空券やツアーを購入し、情報を得る場所という位置づけが強い。
これらは全てインターネットでできるのだが、来場者は実際に自分でパンフレットを手にとり、複数の旅行会社を見て回り、予約をして代金を支払うという能動的な消費活動に価値を見出している人が多いと考えられる。
「もうすでに日本を何度も旅行で訪れている」と話す中華系のMichael&Iris Kohr夫妻は、
「インターネットでは知りたい情報が探せなかったため日本パビリオンを訪れた。
すでに北海道、九州などもツアーで行ったことがあるため、(まだマレーシアではあまり知られていない)飛騨高山に行きたい」と話す。
ますます訪日需要が高まっているマレーシア。
日本におけるインバウンドの需要促進をするためのPRはもちろん、現在、マレーシアで人気や話題となっている食、文化、モノなど、マレーシア進出へのヒントを見つけられそうなイベントだった。
マッタフェア(MATTA FAIR)
会場:プトラワールドトレードセンター(Putra World Trade Centre=PWTC)
会期:2019年3月15~17日
URL:http://www.mattafair.org.my/index.php/en/
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