マレーシアでローカル料理となると一筋縄ではいかない。
マレー系、中華系、インド系を基本に、近隣の東南アジアや西欧、日本などの料理がミックスされたりとバラエティに富んでいる。
以前にご紹介した高原のレジャーランドエリアとして知られるゲンティンハイランド(Genting Highland)。
現在、米資本のテーマパーク開業を控え、大規模なリノベーションが行われている。
今回は人気のビュッフェ(バイキング)レストランを訪れてみた。
ゲンティン・ハイランドには国内で唯一の政府公認のカジノがあり”マレーシアのラスヴェガス”と称されることもある。
マレーシアの国教であるイスラム教はギャンブルを禁止しているが、観光に訪れるモスリムも多い。
というのもショッピング、6,000人収容のホールなどエンターテイメントも充実しているため、誰でも楽しめるリゾートとなっているからだ。
ゲンティン・ハイランドはカジノがあるという特殊性から、単なる観光地ではなくお金を使うリピーターが多く集まるため、年間を通じて安定した集客があることで知られている。
アクセスは車かバスのみだが、クアラルンプール市内のターミナル駅などから直通バスが何本もでているため、アクセスの良さも人気となっている。
メガモールを併設した巨大リゾート施設であるゲンティン・ハイランド・リゾートは、ファストフードからファインダイニングのイタリアンまで幅広い飲食店が揃っている。
その中でも人気のレストランとして名前が挙がるのが5つ星ホテルのゲンティン・グランド・ホテル(Genting Grand)内にあるコーヒー・テラス(Coffee Terrace)だ。
すすめてもらったローカルに理由を尋ねたところ、以下のような答えだった。
1.食べ放題であること。
2.ウェスタンからアジア、アラブ、和食に至るまでさまざまな種類の料理が食べられること=宗教や食文化が違うもの同士でも一堂に会して食事ができる。
3.席数が多いこと(調べてみると最大収容人数は600人)
4.デザートがおいしいこと。
5.シニア割引があること(親戚などと会食する時にお得感がある)
マレーシア人がちょっとしたイベントや家族行事などで食事をする時の要望に対応していることがわかる。
こちらがコーヒー・テラスの料金である。
もっとも高いのは週末のディナー(金、土、祝日、スクールホリデイ)で、大人RM92(約2,527円)となっている。
リゾート地の5つ星ホテル内のバイキングの値段としては日本の感覚からするとかなり安く感じるかもしれない。
しかし以前にもお伝えしたが、ローカルの住宅街では1食あたりRM5(約137円)程度のときもある。
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