タイにおいて日本食はもはやブームではなく、立派な一つの食事ジャンルとして定着しています。
バンコクにあるモールの飲食フロアに行けば、日本で目にする有名チェーン店の名前が必ずといって良いほどありますし、タイ人経営の日本食のお店も増えてきています。
タイで人気の日本食メニューの一つにラーメンがありますが、その他の麺類はどうでしょう。
日本でラーメンとよく引き合いに出されるものと言えば、うどんがありますが、タイではラーメンほどの人気があるとは言い難いように思われます。
うどん自体は丸亀製麺が現在タイで19店舗を展開しているので受け入れられていると言えるでしょう。
しかし、タイ在住の日本人としてはチェーン店も良いですが、和造りで古風な内装をした専門店らしいお店でうどんを食べたいものです。
そんな昔ながらのうどんが恋しい方に、プロンポンにある「狐のおうどん」が注目されています。
前述したように、タイでうどんは未だラーメンほどの認知度を持っていないのではないかと思われます。
もちろん、日本食の浸透度から、うどんそのものは知られていますが、「今日はうどんを食べに行くぞ」といった感じになるには、ある程度のローカライズが必要となってくるかもしれません。
例えば、よく行われるのは、トッピングメニューを増やしたり、他の料理を提供しつつ、うどんへ目を向けてもらう方法があるでしょう。
また、タイではほぼどの業界でも、プロモーションは常套手段です。
うどんを選んでもらう試みを地道に行うことで、タイの人に日常的にうどんを食べてもらうことへ繋がるのではないでしょうか。
狐のおうどんはプロンポンにある、「ゐざき」が手掛けるうどんと和食のお店です。
大阪仕込みの味は評判が高く、特にお店の名前にもついている「きつね=お揚げ」は出汁にこだわったスープとコシのある麺に絶妙にマッチした柔らかさで、きつねうどんはお店の看板メニューとなっています。
狐のおうどんは、プロンポンエリアのスクンビットソイ22にあります。
BTSプロンポン駅の6番出口を出て真っ直ぐ歩くと、ソイ22の標識が見えてくるので、そこを左へ入り3分ほど歩いた右手にあります。
うどん屋らしい和風の店内が落ち着きます。
飾ってあるきつねのお面も趣きがありますね。
客席は、テーブル席と個室のような仕切のある席がありますので、ビジネスで日本からお客さん来られた時に利用するのも良いでしょう。
客層は、やはり日本人客が多いようです。
ターゲットが日本人に設定されている印象はありますが、Facebookではタイ語も使用されていますので、今後はタイ人客の取り込みを念頭に入れているようです。
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