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【カンボジア】“クメール正月”がやって来る!お正月に気をつけたい3つの注意点

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1年に3回もあるカンボジアのお正月とは?

多くの日本人が聞いて驚く、1年に3回もあるというカンボジアのお正月。
今回は、そのカンボジア独特の文化について、そしてクメール正月で気をつけるべき3つの注意点について解説します。
もうすぐやってくるクメール正月に向けて、今から準備をしておきましょう!

まず1回目のお正月は・・
★インターナショナルニューイヤー

こちらは1/1、世界共通のお正月ですね。
筆者がカンボジアに住み始めた8年前は、インターナショナルニューイヤーはほとんどカンボジア人に認知されておらず、皆が普段通り仕事や学校へ行っていた記憶があります。
今でも大きな祝祭日という認識ではありませんが、それでも1/1は仕事が休みになる工場や会社が多くなってきました。
若い世代がカウントダウンを楽しむ様子も見られています。

2回目のお正月
★中国正月

中国正月はカレンダー上は祝日ではありませんが、主に中華系カンボジア人によって祝われる旧暦のお正月で、毎年2月頃に祝われています。
線香を立てお供え物をし、紙でできた100ドル紙幣が軒先で燃やされ、爆竹が鳴り響き、大々的に祝われます。
カンボジアは古くから中国人の移民が多くいるため、「おばあちゃんが中国人で・・」「さかのぼるとお父さん方が中国系で・・」という中華系カンボジア人はかなり多いです。
やはり商売上手な血筋だからなのか、中華系カンボジア人はお店や商店を営む人が多く、中国正月にはそのほとんどのお店が閉まってしまいます。

最後の3回目のお正月
★クメール正月

こちらは毎年4/14~4/16(陰暦により多少異なる)に祝われるカンボジアのお正月。
中華系カンボジア人にとっても大切な、カンボジアで最も大きな祝祭日です。
4/13が大晦日、4/14が新年、4/17は振替休日となり、前後約一週間はお正月期間となります。
毎年占いによって新年の時間が決められ、その時間に降りて来ると言われている女神をお供え物を用意して迎え、家族親族一同でお寺を幾つも巡り、線香をあげて経を唱え、徳を積みます。
ほとんどの人が田舎へ帰省し、家族と共にご馳走を食べ、お酒を飲み、カラオケで歌い、毎日がお祭り騒ぎとなります。
多くのカンボジア人が、クメール正月を待ちわびています。

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この記事を書いた人(著者情報)

2011年よりカンボジアに在住。
現地のあれこれを発信していきます。

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