とんかつ店はローカルフード、中華料理、インド料理などと比べると、昨今の人気から考えればまだまだ店舗数が少ないと言える。
だが固定客を獲得するのは難しい。
実はとんかつを食べられるレストランは他にもある。
しかしなぜ「まめとん」は長く続いているのだろうか。
何度か通っているうちに感じたその理由がいくつかある。
1.いつ行っても同じクオリティーのものを食べられる
マレーシアでは開店からしばらく経つと味が変わってしまう、落ちたように感じられる、といったことが多々ある。
これはスタッフトレーニングの問題や、シェフが変わってしまうことなどが理由。
「まめとん」は2019年時点で、1号店のオープンから6年が経過しているが、味のクオリティーが維持されている。
2.スタッフの接客と店内の清潔度
マレーシアのレストランの中でも「まめとん」は非常に清潔だ。
またキッチンはガラス越しのため、調理している様子がよく見える。
見える部分が全てではないかもしれないが、少なくとも衛生的な環境で料理が作られているのを確認できるのは安心だ。
またスタッフの接客態度も日本式で、麦茶など有料ではあるがお代わり自由の飲み物の場合、スタッフがこまめに注ぎに回ってくる。
飲食業では当たり前のことかもしれない。
しかしスタッフの入れ替わりの激しいマレーシアで、「常に同じレベルでレストランを運営するのは難しい」という声は過去のインタビューでも多く耳にした。
マレーシアではリピーター確保のため、メニュー数が多いことが好まれる傾向にある。
しかし逆にローカルの好みに沿い、メニューを特化することで独自のカラーを打ち出せば、人気店になると感じられた。
■まめとん(Tonkatsu by Ma Maison)
住所:Lot 2F-19, 2nd Floor, Jalan USJ 21/10, Persiaran Kewajipan,47630 Subang Jaya, Selangor Darul Ehsan.
電話:03 8081 9913
営業時間:11:00~21:30
公式サイト:https://mamaison.com.my/
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