■日本人のお客様に人気のメニュー
【焼肉】
・ホルモン US7ドル(約749円)
・ハラミ US8ドル(約856円)
旧店舗時代からの2大人気メニュー。
アメリカ産またはニュージランド産の柔らかいお肉で、とろけるような味わいです。
・中落ちカルビ US7ドル(約749円)
お肉の濃厚なうま味を味わえる、焼肉定番の部位。
【鍋】
・豚しゃぶセット US15ドル(約1,605円)/1人前
「掛川完熟酵母豚」のしゃぶしゃぶ肉が一番注文されています。
薬品類を使用せず酵母発酵飼料のみで飼育された豚肉は、柔らかいだけでなく、ヘルシーで甘みがあります。
焼肉は注文せず、お鍋のみを目当てに来店される「鍋派」のお客様もいらっしゃいます。
【一品物】
・もろこしフライ US2.5ドル(約268円)
からりと揚がったしょう油風味のとうもろこしは、おつまみに最適。
・おかんの煮物 US3ドル(約321円)
だしとしょう油で炊いた里芋の煮物は、懐かしさを感じさせてくれるおふくろの味です。
・冷麺 US5ドル(約535円)
焼肉の締めとして食べたくなる冷麺は、男女問わず大人気。
・チキンソースかつ丼 US5ドル(約535円)
ボリューム満点のご飯系メニューは、男性のお客様から高い支持を集めています。
ビールとともに1品で頼まれるお客様も。
■欧米人のお客様に人気のメニュー
【焼肉メニュー】
・ファミリーセット US20ドル(約2,140円)
お肉(牛中落ちカルビ、牛バラカルビ、豚肩ロース、鶏もも肉)と巻き野菜がセットになったお得なメニュー。
・豚バラカルビ US3.5ドル(約375円)
・豚肩ロース US3.5ドル(約375円)
・鶏もも肉 US3.5ドル(約375円)
単品では、上記のような比較的リーズナブルなお肉がよく出ます。
【鍋】
欧米のお客様は、断然焼肉派。
鍋はあまり注文されないそう。
【一品物】
・ガーリックライス US4ドル(約428円)
・ビビンバ US5ドル(約535円)
まんべんなく注文されているものの、特に人気があるのは上記の2品。
■カンボジア人のお客様に人気のメニュー
まだ目立った注文傾向は見られないものの、鍋よりも焼肉派の方が多い印象です。
長年飲食業に従事されてきた環さんに、カンボジアで店舗運営する上で苦労している点を伺うと、一番は衛生管理だといいます。
「1年中暑い国なので、衛生面には常に配慮する必要があるのですが、日本とは衛生管理のスタンダードが違うので困ることが多いです。
どれだけ注意していても、気候や周辺環境は変えられないですし。
店内の害虫駆除やスタッフの手指衛生については徹底していますが、現地のスタッフたちにその重要性を理解してもらうまでには結構な苦労を要しました」
仕入れに関しても、時にもどかしく感じることがあるのだとか。
「一通りの食材は現地でそろうのですが、一品物で使用する加工食材は選択肢が少ないので、他店と差別化を図るのが難しいと感じることがあります。
現在は、入手可能な食材との折り合いをつけつつ、最善のメニューを考えています」
一方、海外で難点になりがちな現地スタッフの育成面については、特別苦労は感じないといいます。
「課題がないわけではありませんが、日本でスタッフ教育をしていくのと何ら変わりはないと思っています。
カンボジア人だからやりづらいということはないですね。
相手が誰であっても、要望は単刀直入にはっきり伝えるというのが私の方針です」
駄目なものは駄目としっかり伝えつつ、任せられる部分はスタッフに一任することで、トラブル対応もスムーズに行えているのだとか。
「オープン後に設備関係の不具合がいくつか出たことがありましたが、業者さんとのやりとりをスタッフに任せることで、問題なく修繕されています。
カンボジア語で直接話した方がスムーズですし、スタッフ自身が急ぎで必要だと思うことは、相手にもきちんと伝えてくれますから。
『修理業者さんが約束の時間に来ない』といったような話もよく聞きますが、連絡をスタッフに任せることで、大幅な遅延なく問題解決ができていますね」
終始にこやかな笑顔で接客される環さんが今一番力を入れていきたいことは、「トゥールトンポンで一番元気なお店をつくること」だそう。
「お客様には賑やかで、みんなが楽しそうにしている空間で食事を楽しんでいただきたいのです。
私の強みは声が大きいところなのですが、スタッフにもとにかく元気を出すように伝えています。
『ビール モーイ(カンボジア語で“一丁”)!』というような注文時の掛け声からはじめて、活気溢れる雰囲気を作っていきたいですね」
メニューについても、徐々に拡充していきたいと考えているそう。
「今検討しているのは、カンボジア人スタッフ達が日頃食べている賄い料理をアレンジしてメニュー化することです。
意外と日本人好みの味付けのものもあって、本当においしいんですよ!
『ローカル食堂で食事をするのはハードルが高い』と感じている日本人の方々にも、ぜひ味わっていただきたいですね」
さらに、ドリンクについては、女性目線で充実させていきたいといいます。
「ビールやハイボールといった定番のお酒に加え、チューハイメニューを増やしていきたいと思っています。
カンボジアで豊富に採れるフレッシュフルーツを使い、女性に喜んでいただけるようなメニューをいろいろと考えています」
これからも、身近にある素材から、オリジナリティーに溢れたメニューが続々と生まれていくのが楽しみです。
装いを一新してオープンした「虎二郎」は、仕事帰りにふらっと気軽に立ち寄るのもいいし、仲間や家族とワイワイ楽しむのもいい、親しみ溢れるお店です。
お客様一人一人を笑顔でお迎えする環さんと、細やかな気配りを欠かさないスタッフの皆さんが出迎えてくれます。
笑いの絶えない明るい雰囲気を楽しみに訪れるお客様も、ますます増えていくことでしょう。
■虎二郎
住所:#54D, St. 123, Sangkat Toul Tompoung 1, Khan Chamkarmon, Phnom Pehn
電話:061333106
定休日:不定休(原則週1日休み)
※休業日程はFacebookページなどで都度告知
営業時間:ランチ11:00~14:30(L.O.14:00)、ディナー17:30~22:30(L.O.22:00)
Facebook:https://www.facebook.com/torajiro123/
※1アメリカドル=107円で計算
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