日本人オーナーにより経営されるKunti 2は、クタの繁華街中心部Benesari通り沿いで営業中です。
少し北上したクロボカンエリアには”Kunti 3″という名前で2号店があり、こちらでもKunti 2同様に和食メインの料理を提供しています。
看板には”SUSHI BAR YAKINIKU”と書かれているので、ここが和食レストランであるということはすぐに分かります。
奥行きのある店内は、入り口側がテーブル席とカウンター席、奥と2階に座敷席が用意されています。
混雑する時間帯を避けて訪れたため他にお客さんはいませんでしたが、ランチやディナーの時間帯には満席になることも珍しくありません。
SUSHI BARというだけあり、店内には寿司カウンターが。
ショーケースの中には、寿司ネタ用と思われる新鮮な魚介などが保存されている様子が目に留まります。
南国バリ島にはオープンエアで空気の通り抜けやすい店舗が多いですが、ここでは生ものを扱っているということもあり、お店は完全に締め切り状態。
食材の保存状態にはかなり配慮されているように感じました。
Kunti 2には寿司や刺身といった魚料理の他に、天丼、親子丼などの丼もの、うどん・そばといった麺料理が提供され、メニューのバリエーションが豊富です。
日本人の観光客や在住者が多く訪れることから、メニュー表は全て日本語表記でした。
今回注文したのは、寿司セット約670円とざるそば約370円です。
特に寿司セットは、ネタの新鮮さが日本と同じレベル。
南国インドネシアで衛生面に配慮された生魚を食べられるのは、観光客はもちろん在住者にとっても喜ばしいことです。
海に囲まれたバリ島では新鮮な魚介が手に入りやすいですが、ローカルにとって魚介は加熱調理して提供するもの。
多くの日本人在住者や観光客にとっては、新鮮だからこそ、刺身や寿司などの生で食べたくなります。
Kunti 2は、そんなニーズに応えてくれるからこそ、人気店になっていると感じました。
また、はやりすたりの激しいバリ島の和食レストラン業界でKunti 2が長年営業を続けられる理由としては、日本人の好みを徹底的に追求したことが挙げられるでしょう。
味付けだけでなく料理の盛り付け方、使われている食器などが完全に日本の和食レストランと同じ仕様。
店内の内装にも座敷を使うなど、日本らしさを感じさせてくれます。
数ある和食レストランの中でも、ここまでインドネシアにいることを忘れさせてくれるお店はめったにありません。
頻繁に帰国することが難しい日本人在住者にとって、Kunti 2は日本にいるような気持ちにさせてくれる憩いの場と言えます。
バリ島に来たら、ぜひ、足を運んでみてください。
■Kunti 2(バリ島クタ)
住所:Jl. Benesari No.27 Kuta Bali
電話:0361 765 934
営業時間:11:00~23:00(日曜・月曜~22:00)
Facebook:https://www.facebook.com/pages/Kunti-2-Japanese-Restaurant/132922646778008
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