※本記事は2019年9月18日の情報です。なお、価格は全て1kg当たりになります。
さまざまな食材など、日本と海外の物価差を具体的に紹介する「HIGH vs LOW」。
前回、ベトナムとの比較として「豚肉編」をお届けしたところ、「鶏肉が気になる」というお声をいただきましたので、今回はベトナムの「鶏肉編」をお届けします。
※豚肉編はこちら→【HIGH vs LOW】ベトナムと日本を比べてみた~豚肉編~
日本の鶏肉の消費量は、豚肉や牛肉を抑えて1位です(出典:農林水産省「食肉鶏卵をめぐる情勢」平成30年度データより)。
脂肪分が少なく、たんぱく質が豊富なことからヘルシーなお肉として定着したことも人気に一役買っているのでしょう。
そんな鶏肉ですが、ベトナムでも焼き・揚げ・ボイルなど、さまざまな調理法で提供され、一般的に消費されています。
日本ほど細かく分かれているわけではありませんが、部位ごとや加工した状態で手に入れることは可能です。
【挽き⾁】
まずは、挽き⾁。
つくねにして鍋や焼き鳥など、メイン料理として活躍するだけでなく、「鶏そぼろのあんかけ大根」といったようにさまざまな料理で引き立て役として活躍してくれます。
そんな鶏ひき⾁の値段を⽐べてみましょう。
⽇ 本︓約1,498円
ベトナム︓約368円(約8万ドン)
日本の約4分の1です。
ベトナムでは、鶏挽き肉を料理で使うことは少ないそう。
それでも軽食としてメジャーなバインバオ(肉まん)や、フォーのトッピングとして使⽤されています。
【鶏モモ】
和食で、最も使用されている部位ではないでしょうか。
トロトロな玉子との相性抜群な親子丼、ジューシーな唐揚げ、照り焼きチキンなど、考えるだけでよだれが出そうなほど、さまざま料理に使用されています。
さて、ベトナムではいかに……!?
日 本:約770円
ベトナム:約276円(約6万ドン)
日本の約3分の1。
挽き肉やムネ肉などのベトナムの価格で比較しても、リーズナブルです。
需要の多い部位のため、あまり高価な設定にできないのですね。
ちなみに、モモ肉はベトナムでもよく料理に使われていて、ゆでただけのお肉にスパイシーなソースをかけていただいたり、唐揚げにして食べることも多いそうです。
【鶏皮】
脂っこすぎて苦手という人もいる鶏皮ですが、カリカリに揚げたものはおやつやお酒のおつまみとして、日本人に愛されているメニューです。
日 本:約540円
ベトナム:約92円 (約2万ドン)
その差は、なんと約6倍!
ベトナムでは鶏皮としては、あまり食べないようです。
そのため、需要の低さから価格も抑えられている様子。
カリカリにした鶏皮せんべいなどは、止まらなくなるおいしさなのに、もったいないくらいです。
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