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【シンガポール】Grabがシンガポール初のクラウドキッチンをオープン

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パートナー向けのエリアをチェック

このGrab Kitchenには一般客用とは別の、パートナー用のエリアがあります。

一度、一般客用の入り口を出て駐車場の中を進み「Delivery Partners’ Entrance」の看板を追いかけると、ドライバー用の入り口に。

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こちらはその名の通り、パートナー、つまりドライバー用のエリアでピックアップポイントのようです。

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中をのぞくと先ほどのDine Inエリアと厨房がつながっている模様。
全体でGrab Kitchenは約557㎡だそう。

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デリバリーパートナー用の入り口には、緑のGrabのTシャツを着たドライバーが何人か待機していましたが、ピックアップしに来ている様子ではありませんでした。

目指すのはGrab Kitchenによるエリア開拓

実際に行ってみると驚くような立地のGrab Kitchenですが、Grabの意図とは?

実は、Grab KitchenのあるBukit Batokエリアは、住民当たりのGrab対応店舗がシンガポール平均より少ないエリアです。

シンガポール全体では、住民1000人当たりGrab店舗数は3.7店舗のところ、このエリアは2店舗のみ。
平均を大きく下回っています。
GrabはここにGrab Kitchenを作ることで住民のデリバリーニーズに応え、エリアを開拓していくとのこと。

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広がるクラウドキッチン

このGrab KitchenはGrabにとってシンガポール初のキッチンですが、すでにインドネシア、タイ、ベトナムなどでは合計50のキッチンを運営しています。

また、シンガポールにおけるクラウドキッチンサービスとしてはGrabは後発で、競合のFoodpandaやdeliverooはこのようなクラウドキッチンをすでに運営しています。

さらに、大手競合だけでなく、2019年の7月には独立系のSingapore Kitchen Centerが、国際空港のあるチャンギの西に隣接する町・Tampinesに約1200㎡の広さのクラウドキッチンをオープンしています。
Foodpandaも今後は自社ブランドとクラウドキッチンに軸足を移す意向であるとも言われ、クラウドキッチンビジネスは、フードデリバリー業界において注目のビジネスと言えるでしょう。

 

■Grab Kitchen
住所:62 Hillview Avenue,  Lam Soon Industrial Building,
Singapore
営業時間:10:00~21:00

※Grab Foodの出店問い合わせ:https://www.grab.com/sg/merchant/food/

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