このような市場環境下において、マレーシア在住の方を対象にした、最先端のAI搭載ロボアドバイザーによるおまかせ運用サービスが「MYTHEO(マイテオ)」です。
独自開発されたロボアドバイザーによる投資サービスを手掛ける株式会社お金のデザインと、マレーシアの金融システム大手であるシルバーレイクグループ(Silverlake Group)のジョイントベンチャーであるGAX MDが同サービスを提供しています。
GAX MDが運営するMYTHEOは、預かり資産が700億円超、口座数が11万5000件(*3)に達したお金のデザインが提供する「THEO(テオ)」のAIを導入する他、ユーザーインターフェース(UI)をマレーシアで選好されるようにカスタマイズした、いわばTHEOのマレーシアバージョンです。
また、同国がデジタル分野の規制緩和を進めている中、GAX MDはマレーシア証券委員会(Securities Commission Malaysia)よりデジタル投資サービスに関するライセンスを取得し、デジタル投資管理サービスの強化を図っています。
MYTHEOのおまかせ運用サービスは、リスク許容度(収益がマイナスになった場合、どれくらいまで受け入れられるかという度合い)に関連した年齢や金融資産など5つの質問に答えることで、25種類以上のETF(Exchanged Traded Funds)からそれぞれの投資家に適した投資プランを提案し、その後の値動きに応じて自動的にポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)の最適化を行います。
なお、ETFとは東証株価指数(TOPIX)やアメリカの株価指数「S&P500」などの動きに連動した運用成果を目指し、東証証券取引所やニューヨーク証券取引所などに上場している投資信託のことを指します。
MYTHEOでは、ETFのパイオニアであるステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのSPDR(スパイダー)ブランドの商品などが含まれています。
MYTHEOは、国やアセットクラス(株式や債券など)の異なる複数のETFに投資するため、リスクを分散させることが期待できます。
また、ユーザーが簡単な質問に答え、入金するだけで、あとはロボアドバイザーによるおかませ運用が可能なため、投資初心者や資産運用に多くの時間を割けない方に向いている投資サービスと言えるかもしれません。
なお、MYTHEOは投資金額に応じた手数料体系を敷いており、最大でも年率1%と低コストで投資を始めることができます。
マレーシアでは、日本で人気が高まるTHEOをカスタマイズしたMYTHEOを利用できます。
マレーシアで勤務されている方は、長期的な資産形成を図るべく、MYTHEOを通じたおまかせ運用を実践されてみてはいかがでしょうか。
【出典】
*1日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59497260T20C20A5MM0000/
*2 MYTHEO
https://www.mytheo.my/mytheo/
*3 株式会社お金のデザイン
https://news.money-design.com/2020-02-07
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