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【インドネシア】日本食需要の高まりを感じるジャカルタ郊外・チカランの今

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BURNMAN店舗内の様子

1階はカウンター席となっており、テーブル席は2階に用意されています。
日本人の多くは友人と2人、または1人で来店されるようです。
そのため、カウンター席は日本人もしくは、その友人のインドネシア人が多く、韓国人や中国人の姿も見かけますが少ない印象です。
インドネシア人に関してはファミリーで訪れる姿を、よく見かけます。
ただし、こちらのお店では豚肉も提供しているため、来店しているインドネシア人の多くはムスリム以外と思われます。
個人の宗教心によるので一概には言えないのですが、多くのムスリムはハラム(禁じられたものを意味するアラビア語)である豚肉を調理した同じキッチンで作っているのであれば、例えイスラム教で禁じられていない食材を使った料理だとしても食べることを避けます。
豚肉を盛り付けたであろう皿、切る際に使ったであろう包丁など、キッチン内で区別なく使用されている可能性があるためです。

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1階の様子
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注文後は、店員が吸気口(写ってはいないがコンロ上部にある)をコンロに近づけてくれる

メニューについて

日本の居酒屋のように多岐にわたるメニューがあります。

お酒は10種類以上もの焼酎・サワー・ビール、食事は牛・豚肉の各部位、そしておつまみ系では枝豆、キュウリキムチ、サラダがそろっています。
焼肉の他にカレーやお茶漬け、麺類も提供されており、一杯飲みたい人から食事をしたい人など、さまざまなニーズに合わせたラインアップとなっています。

オーナーである沼田さんの言葉を借りますと、

「焼肉をメインに楽しんでいただければと思っています。ただ、普通の焼肉屋ではなく、焼肉を楽しめる大衆居酒屋としてご利用いただきたいとも思い、焼肉メニューだけでなく、一品のつまみメニューも取りそろえました。焼肉屋ですのでもちろんキムチがあるのですが、単にキムチがあるだけでなく、“トマトキムチ”“サーモンキムチ”“クリームチーズキムチ”といった具合にバラエティなメニュー構成にしています。また、当店グループの魚男や肉男にあるような居酒屋メニューも順次導入して増やしていく予定ですので、“大衆居酒屋で酒とつまみ、そして焼肉も”という使い方ができると思います」(『Lifenesia』より抜粋)

とのことで、大衆居酒屋を目指した焼肉メニューを提供されています。

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インパクトのあるメニュー表紙
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日本人にはうれしい豚肉のメニューもラインアップ

BURNMAN相場

1、2人で食事(1人ビール1杯+食事)をする際のおおよその相場は25万~30万ルピア(約1,850〜2,220円)です。
インドネシア人の職業高校卒の平均月収がおおよそ275万ルピア(約2万350円 ※2)なので、こちらの店に足を運ぶインドネシア人は富裕層と言えそうです。

(※2)出典:インドネシア中央統計局(BPS)の全国労働調査レポート(2019年12月発行)

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キムチキュウリ
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左:薄切りハラミ、中央:カルビ、右:ハラミ。ジューシーで柔らかい牛肉が提供されている
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明太子お茶づけ。明太子のつぶつぶとあられが口の中で絶妙に交ざり合う

ニューノーマルでの営業

5~9月は一時帰国している日本人駐在員が多かったため、客足は激減したそうです。
現在は駐在員が戻りつつありますが、外食する機会を減らしているようで、新型コロナ前ほどの賑わいは戻っていません。
新規メニューの開発やランチ再開などで少しでも巻き返しができるように、日々奮闘されていました。

■熱男BURNMAN(アツオバーンマン)
住所:Jl. Singaraja No.28h, Cibatu, Cikarang Sel., Bekasi, Jawa Barat 17530
電話:+62 2189917048
営業時間:11:30~14:30 (L.O. 14:00) 、17:00~22:30 (L.O22:00)

※1インドネシアルピア=約0.0074円で換算

この記事を書いた人(著者情報)

Rikkoh

2012年から現在までインドネシアに在住。

家族・地域町内のつながりの強いインドネシアで日々面白い発見・気づきでワクワクしながら住んでます。

ここが好きインドネシア トップ3

(パートナーがインドネシア人は除きます。)

1.  異なる言語・民族などに対し、非常に寛容であり、自分と異なる対象に対し興味津々なところ(おそらくインドネシアが多民族・多言語で成り立っているため、異なることは当たり前といった感じ)

2. インドネシア地方料理がとっても美味しい

3. 貧しい人への施しをすることが当たり前の精神(宗教上・習慣上両方)

 

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