私が子どもの頃は、秋が深まり、寒い日が増えてくると「い~しや~きいも~」というメロディー・歌詞とともに、移動販売車が住宅街を回るのがおなじみでした。
たださつまいもを焼いただけという究極のシンプルな料理ですが、ほくほくとして甘い焼き芋は、今や専門店が続々とオープンするほどのブームを巻き起こしています。
そんな日本で大ブームの焼き芋ですが、ベトナム・ホーチミンでも食べられます!
3月1日にオープンした焼き芋デリバリー専門店「芋恋」です。
こちらは、ホーチミンのメジャーな観光スポット・ベンタイン市場からほど近い日系鰻料理専門店の「名代 宇奈とと ベンタイン店」が新たに始めたサービスで、ベトナム中南部の高原地帯・ダラット産のお芋を使用しています。
通称「はちみついも」と言われるお芋は、ねっとり甘く、その味わいはまさにはちみつのようです。
口の中にお芋の滋味深い甘味が広がります。
焼き芋は石+炭火でじっくり時間をかけて焼いているそうで、おいもの中心部までしっかり熱が通り、蜜たっぷりのねっとりとした焼き上がりです。
実は、この石焼きは日本人にとっておなじみですが、日本同様焼き芋を食べる文化があるベトナムでは珍しいのだとか。
ベトナムでは炭火で焼くのが一般的なのだそうです。
でも、炭火だと火が強くて、お芋の芯が焼ける頃には外側は硬くなってしまいます。
石焼きならお芋も全体がほくほく、ねっとりと焼き上がるので、余すことなくおいしさを楽しめます。
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