次にシンガポールの東の方、ベドク(Bedok)エリアにやってまいりました。
「令和十割蕎麦本店」は、Bedok North(ベドク・ノース)駅から徒歩10分ほどのところにあります。
周辺の風景は1号店と少し似ていて、HDBと今度は川ではなく貯水池!
令和十割蕎麦の2つの店舗の意外な共通点は、「水辺にあること」でした。
こちらもなかなかコアな立地で、同じくローカルの方が主に住んでいそうなエリアです。
貯水池のすぐ近くにあるHDBの1階にお店を発見!
確かに、1号店とは違って独立した店舗スペースがあり、「本店」の名にふさわしいお店構えです。
暖色のライトにシンプルなデザインの店内は、落ち着いた雰囲気です。
そしてこちらの店舗はお食事・ドリンクメニュー共にとても豊富!
日本酒や焼酎などの日本のお酒を楽しむことができますし、十割そばメニューはもちろん、お酒のアテにぴったりなおつまみ系メニュー、刺身、すし、天ぷら、親子丼などもそろっています。
ただし、こちらの店舗はサービスチャージ10%が加算されます。
こんな風に、ビールも楽しめちゃいます!
キリン一番搾りは7.8ドル(約624円。サービス料別)。
シンガポールの都心価格に比べると、少しお手頃にお酒を楽しめそうです。
食べ比べがてらこちらでも看板メニューのポークそばを注文。
調理・食事環境の違いなどが出ているのかどうかは不明ですが、個人的には、1号店で食べた十割そばとは違う魅力を感じました!
1号店の方が少し弾力のあるような食べ応えを感じましたが、本店の十割そばはもっとなめらかでシルキーな印象。
そしてチリオイルを使用したスープがやっぱり癖になるおいしさ!
定番のしょう油ベースのつゆと薬味で楽しめる、ざるそばも用意されていました。
十割そばの香りをシンプルに楽しむことができるので、こちらもまた魅力的。
辛いの苦手という方は安心ですね!
そば粉を使った天ぷらも食べてみました!
食材の味と食感を引き立たせるような、衣の控えめな厚み加減と程よいクリスピー感が印象的でおいしかったです。
添えられた塩がよく合っていました。
涼しい店内でお酒と一緒に豊富な日本食メニューを楽しみたい方には、こちらの本店がおすすめです!
筆者の体感ですと、シンガポール人に圧倒的人気の日本食はラーメン。
シンガポール国内のラーメン店の店舗数は日本食のどのジャンルよりも多く、味の濃い料理や辛い料理が好まれるシンガポールならではという印象です。
それと比較すると、そば・うどんの魅力はあまり浸透していないイメージでした。
そのため、今回ご紹介したお店は日本人客が大半かなと予想していたのですが、実際に訪問してみると客層の半分以上はシンガポール人で、2店舗ともすっかりローカルの方々に愛されている印象でした。
そば自体のおいしさや工夫を凝らしたメニュー、ハードルの高すぎない値段設定など魅力的なポイントがたくさんあり、幅広い層の方々に支持されるのも納得です!
そんなわけで心の片隅に秘めていた「日本のおそば屋さんがこんな、どローカルな場所にあってうまくいくのか!?」という余計なお世話すぎる心配は無用でした。
日本人としても、シンガポールの多様な場所で本格的な日本食を楽しめることはとてもありがたいことですね!
今後も日本食が恋しくなったら、こちらに訪問したいと思います。
■令和十割そば 1号店 REIWA SOBA 1st
住所:28 Kelantan Rd, #01-121, Singapore 200028
営業時間:11:30~19:30
定休日:水曜
Google Map
令和十割そば本店 REIWA SOBA Honten
住所:740 Bedok Reservoir Rd, #01-3177, Singapore 470740
営業時間:11:30~15:00 、17:30~22:30
定休日:水曜
Google Map
URL:https://reiwasoba.mymenu.com.sg/
Facebook:https://www.facebook.com/REIWASOBA
※1シンガポールドル=約80円として換算
※記事でご紹介している情報などは2021年3月時点のものです。
ご訪問の際は、最新のお店の公式情報をご確認ください。
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