また、プラユット政権は観光大国タイを取り戻すため、10月中旬までには外国人観光客(ワクチン接種が条件)の受け入れを全面的に再開する方針を打ち出しました。
現行の入国制限を大幅に緩和させる方針で、例えば南部のリゾート地プーケットではワクチン接種した外国人旅行者の受け入れを7月1日に開始するとのことです。
隔離措置も不要です。
プーケットを最初に、その後南部のサムイ島やクラビ島、中部のパタヤや北部のチェンマイなど他の観光地にも拡大する予定になっています。
これに伴って、日本とタイを結ぶ国際便を再開させる動きも出ています。
例えば、タイ国際航空は7月1日より中部国際空港とスワンナプーム国際空港を結ぶフライトを再開させると発表しています。
この路線は新型コロナの影響で2020年3月28日より運休となっており、約1年3ヶ月ぶりの再開となります。
タイには多くの日系企業が進出し、多くの日本人が在留しています。
最近外務省が公表した「海外在留邦人数調査統計(令和3年版)」によると、国別で最も在留邦人が多いのは米国の42万6354人、2位が中国の11万1769人 、3位がオーストラリアの9万7532人、そして、4位がタイの8万1187人となっており、非常に経済的なつながりが強い国です。
今後もタイは経済成長が見込まれる国ですので、今回のワクチン接種がいい意味で起爆剤となり、日本とタイの間で日常が早く戻ってくることが期待されます。
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