※10⽉5⽇時点の情報です
現在ロックダウン中のバンコクですが、夜間外出禁止令やワクチン接種の効果からか、8月には2万人を超えていた新規感染者数が、現在では1万人前後くらいまで減少しています。
これを受けて、10月1日より規制緩和が実施され、映画館が久しぶりに解禁となりました。
今回の規制緩和の主な内容と、10月1日の街の様子をお伝えいたします。
7月12日よりバンコクではロックダウンが実施され、この時期よりバンコク駐在員の一時帰国や本帰国が多くなりました。
特に8月は新規感染者数が2万人を超える日が続くなど、中々改善しない状況に鬱々(うつうつ)とした空気がバンコクの日本人社会に漂っていました。
しかし8月の後半になり新規感染者数が減少しはじめ、9月1日からは店内飲食が再開となるなど、状況は徐々に好転しています。
現在は1日の新規感染者数が1万人前後で、バンコクでは一時5000人まで達していた新規感染者数が、現在は1500人前後まで減少しています。
バンコクを含む29都県の最高度厳格管理地域(ダークレッド・ゾーン)における、10月1日から実施された規制緩和の主な内容です。
・夜間外出禁止令:22時から4時までの外出禁止(10月1〜15日まで適用。以降については後日検討)
これまでは21時から4時までが夜間外出禁止時間帯でした。
・映画館:21時まで営業可能。
ただし、人数制限(収容率は50%まで)を条件とし、観客は常時マスクを着用。
館内での飲食は不可。百貨店などの施設内の映画館も同様の措置とする
・美容関連施設(美容院、ネイルサロン、タトゥーショップ):事前予約制とし、21時までの営業を認める。
ただし、タトゥーショップに限り、利用者に対しワクチン接種完了証明書もしくは72時間以内に実施したPCR検査ないし抗原検査(ATK)による陰性証明の提示を求めるものとする
・健康増進施設(スパ、古式マッサージ店):事前予約制、店舗滞在時間は1人2時間までとし、21時まで営業を認める(サウナ、スチーム、ハーブ風呂の使用は禁止)。
施術に際して液体を用いる施設においては、利用者に対しワクチン接種完了証明書もしくは72時間以内に実施したPCR検査ないし抗原検査(ATK)による陰性証明の提示を求めるものとする。
百貨店等の施設内においても、同様の措置とする
この他にも、前回の規制緩和から若干営業時間が延びるなどの緩和が行われています。
特に大きな緩和だったのは、映画館の解禁と、タイ古式マッサージ店において、フットマッサージのみだったところを全身マッサージが可能になったことなどでしょう。
飲食については、営業時間が21時まで認められています。
これまでは20時まででした。
ただし、酒類の提供は依然として禁止で、バーやパブなどのアルコール主体のお店の営業解禁はまだ先になりそうです。
店舗構造で収容率に違いがあり、空調のある屋内では50%まで、空気の循環が十分な屋外では75%まで認められています。
また、タイで多い店内でのバンドなどによる生演奏ですが、5人までの生演奏が認められ、演奏者はマスク着用といった防疫措置の履行が必要です。
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