2022年10月1日に大幅規制緩和し、“完全開国”とニュースになったタイ(詳しくはこちら)。
新型コロナウイルス感染症蔓延後の現在、私の住んでいるベトナム・ダナン(ベトナム中部にあるリゾート都市)からタイのバンコクへは3社の航空会社がスワンナプーム国際空港・ドンムアン空港へ直行便を飛ばしており、身近な国です。
今回はベトナムからタイに行ってみたレポートをさせていだたきます(2022年10月5日時点)!
今回私が利用したのは、ダナン-ドンムアン(バンコク)の往復直行便です。
ダナン国際空港の国際線ロビーに行ったのは、新型コロナ流行前なので約2年半ぶり!
まだ日本とダナン直行便は再開していませんが、韓国の各都市や東南アジアの主要都市からの直行便が飛んでいるため、新型コロナ流行前と比べたら人数は少ないですが利用者がちらほらいました。
免税店も全て開店しており(といってもダナンの国際線は小さいので、それほど店舗数が多いわけではないですが)、普通にショッピングや飲食店で休憩ができるようになっていました。
以前は国際線も大勢のベトナム人が利用していましたが、今回は韓国や他のASEAN諸国の旅行客が多く感じました。
スワンナプーム国際空港でもドンムアン空港でも、イミグレーション(出入国管理)にとても時間がかかるイメージがあったのですが、今回は待ち時間ほぼゼロで通過できました。
スワンナプーム国際空港着だと、もっと混んでいたかもしれません。
10月1日の発表通り、ワクチン接種証明書や陰性証明書の提示は不要でした。
さらにコロナ禍以前はタイ入国時に出入国カードの記入が必要でしたが、そちらが撤廃されていたのでむしろ以前よりもスムーズに入国できました。
街の様子としてはコロナ禍以前に旅行したのと変わらないほど人が多く、バンコク名物(?)の車の渋滞も健在でした。
タイはマスク着用義務を撤廃との発表でしたが、空港職員や飲食店スタッフ、ホテルスタッフだけでなく、街中でもまだマスクをしている人が8割くらいでした。
ベトナムに住んでいる私も、タイに着いて、いざ「マスクを外してもいい!」となってもまだ完全に外す気にはなれず(※1)。
(※1)ベトナムでは現在、
・急性呼吸器感染症の症状がある人
・新型コロナ感染者および感染疑い者
・飛行機、電車、フェリー、バス、タクシーなどの公共交通機関を利用者
上記を除き、公共の場でマスクを外してもよいことになっている。
市場やスーパーマーケット、商業施設、映画館、飲食店などでもマスクを外してよいが、保健省は公共の場でのマスク着用を推奨。
外国人観光客はダナンよりも多い印象で、ホテルや中心街、ナイトマーケットなども賑わっていました。
(※2)2021年に新たにバンコク市内、ラーマ9世通りにオープンした市場。
飲食店やファッション、雑貨など、さまざまなアイテムが並ぶ。
アジアティーク・ザ・リバーフロント(※3)は一部空き店舗がありましたが、飲食店や無料ボート(観光船)の運航は再開しており多くの方が利用していました。
(※3)バンコクの中心を流れるチャオプラヤー川沿いの倉庫跡地を利用してできた商業施設。
観光客向けのアジア雑貨やお土産店、バンコクで人気のファッション、雑貨などの小売店1500店ほどと約40店の飲食店が集まっている。
また、バンコクの人気パッタイ(タイの焼きそば)店「ティップサマイ・プラトゥピー」も、新型コロナ流行前同様に行列ができていました。
タイからベトナムに帰る際の国際線の方が混んでいました。
といっても出国審査は30分もかからなかったです。
免税店は全部ではないですがカフェやコンビニ、ドラッグストアなどが営業していました。
航空機の出発が重なる時間帯だともっと混んでいたのかもしれませんが、ダナンでもタイでも出入国審査は今まで経験した中で一番短時間でした。
現在ベトナムもタイもワクチン接種証明書や陰性証明書の提示は不要ですし、特にタイは日本を含むビザ免除国はビザなしで45日間滞在可能です。
新型コロナ明けの海外旅行や海外市場調査にASEANを選んでみてはいかがでしょうか?
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