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店主インタビュー!マレーシアのローカルエリアで奮闘するラーメン店「麺屋大和」

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–飲食業といえば人材確保ですが、このあたりはどうされていますか?

これも国や文化の違いという話になるんですが、マレーシアの人って穏やかで、子どもの頃からあまり怒られてない文化のような気がするんですね。
だから(本人をのばすための)スタッフ教育ということで厳しくしたり、きつく言ってしまうとダメなんです。

日本みたいにお客さんが店に入ってきたら大きな声で「いらっしゃいませ」って言う文化がない。
なのでそれをやってもらおうと思ったら教育ではなく「伝える」努力をこちらが側がしないとダメなんです。
教育というよりも「サービスに対する温度差をうめていく」という作業が必要なんじゃないかって、最近そう思うようになりましたね。

–オリジナルの味を求めて日々努力されているとのことですが、来店者が求める日本とマレーシアの味の差などはありますか?

やはり日本の食材を使って日本でも通用する味で勝負したいっていうのはあります。
でも自分が今いるマレーシアで受け入れられなかったら意味がない。
これはとても難しいんですけど「変えなければいけないところ」と「変えてはいけないところ」の微調整は常に考えています。
バランスの問題で非常にデリケートな部分でもあるんですが。

–最後に今後の抱負などをお聞かせください。

もっともっと自分のラーメンの味を知ってもらいたいですね。
そこから先のことは、いろいろありますが、まずはそれからですね。

麺屋大和クアラルンプール

麺屋大和の座席数は60席。
日本ではカウンターだけの店も珍しくなく、ラーメン店としてはかなり多いような気がする。
インタビューの最後に尋ねてみると「マレーシアでは外食となると三世代の家族連れや大人数で出かけることが多いので」とのことだった。
日本の味をもって、マレーシアに順応しているのが伝わってきた。

(※1)マレーシアやシンガポールに見られる棟割りの住居兼店舗がつらなっている商店街のスタイル。
一説によると建材の節約のためとも言われている。

麺屋大和(めんややまと) Menya Yamato
住所:21, Jalan 3/62a, Bandar Menjalara, 52200 Kuala Lumpur
TEL:+60 3-6280 6553
営業時間:11:30-22:30
定休日:火曜日

Facebook:https://ja-jp.facebook.com/menyamato/

この記事を書いた人(著者情報)

kanan_kiri

マレーシア在住の主婦ライター。日本で求人広告代理店、各種雑誌、ローカルペーパーなど紙媒体取材ライターを経てフリーランスに。現在はWeb媒体を中心に活動中。

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