持ち物
・受験票
・筆記用具
・パスポート
読解、聴解、作文、面接の4科目を順に受けます。
ただし、その時の状況で作文と面接を先に行う場合もあります。
1人1台のコンピュータを用いて、2科目をセットで行います。
PCは最初から起動され、試験の画面が出ており、受験者は4択問題の回答をマウスでクリックするだけなので、PCの専門的な知識は必要とされません。
出題形式はTOEICの長文箇所のみをベトナム語にしたようなものです。
手書きなので、持参したペンを使用します。
結構狭めの部屋に大勢が押し込まれるため、隣の受験者との距離が異様に近く、落ち着かないので覚悟しておいてください。
出題傾向は毎回同じで大問が2問あり、1つは200語以上の手紙、もう一つは300語以上の経済やビジネスに対する小論文です。
この「語」というのが曲者で、「文字」ではないので気を付けてください。
例えば、「xin chào」は7文字ではなく2語とカウントします。
なので合計500語の文章であれば約1,700文字必要となります。
その他、綴りの酷似した語群の中から適切なものを選ぶ問題もあるのですが、高難易度の割に配点が10%ぐらいと低いため本稿では割愛します。
部屋に一人ずつ入室し、面接官2名の質問に答えていきます。
「ベトナムのどこに旅行に行ったか?」
「ベトナムに誰と住んでいるか?」
「ベトナム料理で好きなものは何か?」という基本的な質問を受け、うまく答えられなければ面接終了、
うまく答えられれば、「あなたの出身国(この場合は日本)の文化について一つ説明してください」などの抽象的な質問を受けます。
受験者10名前後が同じ部屋になるので、順番が最後の受験者は1時間以上待つことになります。
たまたま待っているときに日本人の受験者がいたので話したところ、読解や作文等の問題は難しかったようでした。
試験から1週間~2週間後、インターネット上で点数が発表されます。
その後、人文大学に受験票をもっていき、認定証を受け取ります。
試験の流れは以上です。
試験の人気も日に日に高まってきており、受験者の増加により今後は予約が取りにくくなってくると思われます。
今が受験のチャンスですよ!
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