日本にも小腹が空いた時に人気の食べ物ってありますよね?
マレーシアにもローカルに好んで食べられている、ちょっとしたB級グルメがあるんです!
その一つがapam balik(アパムバリク)と呼ばれるものです。
apamとはマレー語でパン、balikはマレー語で小麦という意味があります。
直訳すると小麦パンという意味になります。
日本語ではアパムバリックと紹介されていることが多いようですが、ローカルの間ではアパンバリッという発音をします。
apam balikは小麦粉に米粉を混ぜて作った生地を焼き上げ、粉末状になったピーナッツと砂糖、コーンを挟むというとてもシンプルなものです。
マレーシア流ホットケーキ(もしくはクレープ)といったところでしょうか?
apam balikはパサと呼ばれるマレーシアの屋台に行くとよく見かけます。
お店には、apam balikを焼くための熱々の鉄板が並べられています。
apam balikを注文すると、お店の人は早速生地を型に流し込み焼いてくれます。
一般的に作られるホットケーキよりも、薄く生地を敷いていました。
生地がフツフツとしてきたところを見計らって、ピーナッツやグラニュー糖、コーンなどを入れていきます。
生地が焼けたら、素早く二つに折り、apam balikの出来上がりです!
早速熱々のままいただきます。
食べた時の食感は、表面はパリパリ、そして弾力があります。
この弾力は、生地に米粉を使っているためでしょうか?
グラニュー糖やピーナッツのブツブツ感が食感のアクセントになっています。
ピーナッツの味がとても香ばしく、そこにコーンの味や食感が絶妙に合わさっています。
本当に美味しいのでペロッとたいらげてしまいます。
このapam balikには地域によって違いが見られます。
大抵の場合、今回ご紹介したような薄くてパリパリしたものが多いのですが、時にはホットケーキのようにふわふわタイプもあります。
どちらのタイプが好きなのかは、その人の好み次第です。
筆者は、個人的にはパリパリタイプのものが好きです。
apam balikの魅力は、何と言ってもリーズナブルな値段で気軽に食べることができるという点ではないでしょうか?
場所によって値段設定が異なるものの、1リンギットから3リンギット(1リンギット約27円/2018年9月現在)で買うことができます。
子ども達も自分のお小遣いで買うことができる値段設定です。
子どもだけでなく、もちろん大人も買っています。
その場で食べることもでき、ちょっとした手土産に持っていって、友達と一緒に食べることもできます。
気取らず、相手も遠慮なく受け取ることができる食べ物なのでとても便利です。
このように、apam balikはローカルに愛されている食べ物です。
パサ(屋台)巡りをした時には一度試してみてください。
apam balikの味や食感が意外と癖になるという人も多いのではないでしょうか?
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