ベトナムは経済発展が著しい国として日本では知られているが、その反面、まだまだ娯楽が少ない。
グループでどこかに遊びに行くとなると、遊ぶ場所は限られてくる。その中でも特にベトナム人に人気があるのがゲームセンターである。
ここホーチミン市では、たいていの大きな商業施設にゲームセンターが併設されており、常に多くの若者でにぎわっている。
こちらはホーチミン市の中心に位置するヴィンコムセンター(Vincom Center)内のゲームセンター。
市内でも3本の指に入る有名商業施設なだけあり、子供連れのベトナム人が多く見受けられた。
6頭身の不気味なウサギが入り口で出迎えてくれる。
観光客の欧米人がこのウサギを「ウルトラマンだ」と言って笑っていた。
確かにカラーリングといい、質感といい、下半身がウルトラマンに見えなくもない。
中は想像以上に広い。稼動しているゲームを眺めながら歩いているだけで10分もかかってしまった。
土地の価格が高騰するホーチミン市内で、これだけの広さを確保するにはかなりの費用がかかるはずだ。
こちらは幼児向けの乗り物である。デザインといい、顔といい、どこか日本のアニメを髣髴とさせる。
日本でもおなじみの太鼓の達人だ。
やはりシンプルなこともあり、多くのベトナム人が遊んでいた。選択する曲は「ドラえもん」などの有名な曲ばかりだった。アニメソングは偉大なようだ。
日本にもよくある景品のお菓子をとるゲーム。
日本ではアメやガムが主流だが、ここベトナムではカントリーマアムのような焼き菓子が多いようである。
こちらも定番の景品ゲームである。
日本のものと比べて景品の種類が少ないためか、少し寂しい。人形が首に紐をかけられ、宙吊りにされているのがなんとも痛々しい。
なぜか分からないが、シューティングゲームの数がとにかく多かった。上記のような中国産のものから、日本では過去に流行した筐体も多く導入されている。きっと、日本から中古品を安く仕入れて稼動させているのだろう。
昔懐かしいハウスオブデッド3。
残念なことに、音声は英語だが、字幕が日本語のため、ベトナム人がストーリーを理解するのは難しい。
そしてこちらはなんと「ランボー」のアーケードゲームだ。
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