※本記事は2019年11月25日時点の情報です。
海外に渡航する際に欠かせないものと言えば「パスポート」。
イギリスのコンサルティング会社ヘンリー&パートナーズが、2019年10月に発表した世界199ヶ国のパスポートを比較したランキングによると、日本は2018年に引き続き1位を獲得しています。
このランキングは、世界227ヶ国・地域へ渡航する際にビザなし、または到着ビザ制度で入れるかを調査したものです。
日本はシンガポールとともに世界190ヶ国にビザなし、または到着ビザ制度で入れるため、海外旅行の自由度が高いと言えます。
そんな「世界最強」とも言われる日本のパスポートですが、ビザが免除されていても入国する際にあるポイントを見落としてしまうと、入国拒否にあってしまうことも!
今回は、筆者がベトナムに渡航した際、うっかりミスで入国できなかった…というエピソードについてお届けいたします。
海外渡航する際、誰もが確認するのがパスポートの有効期限とビザの要・不要ですよね。
筆者もここは抜かりなく確認しておりました。
しかし、ビザが免除されている国の多くは「パスポートの残存有効期間が入国時から3ヶ月以上あること」など、残存有効期間を設けております。
有効期限が切れていなくても、渡航国が定める「残存有効期間」に満たない場合は入国拒否されるケースがあるのです…。
海外渡航歴の浅い筆者は、「帰国までの有効期限はまだ半年近く残っているから大丈夫」と、何も考えず空港へ向かいました。
いざチェックイン(航空会社によってはチェックインできないことも)。
その後の出国審査でも特段問題なくスムーズに搭乗。
ホーチミンのタンソンニャット空港に到着し、いよいよ入国審査、というところで問題が発生したのです!!
21時着の飛行機だったにもかかわらず、入国審査は長蛇の列。
同じ便だったであろう日本人と思われる方々は、スムーズに入国審査を終えています。
筆者もスムーズに通過できるだろうと思いつつ、パスポートを入国審査官に手渡したところ顔が曇りました。
「入国するには、パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要」と告げられたのです!
パスポートを確認すると、わずか3日ではありますが、確かに残存有効期間が足りていない。
出張で渡越していた筆者はパニック状態に。
入国審査所で待つこと数分。
入国審査官とは別のスタッフが登場し、連れて行かれた先は「ビザ申請所」。
パスポートを申請所の係員に預け、名前を呼ばれるまで待機します。
20分くらいたってから、先ほどの係員に手招きされ窓口へ。
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