※本記事は2020年7月10日時点の情報です。
5月と6月にかけて、企業や飲食店の営業再開など、ほぼ主だった経済活動の規制が緩和されたタイですが(※1)、7月1日からはついに国内最後のカテゴリーの規制緩和が実施されました。
(※1)編集部注:タイは5月3日より段階的に規制緩和を実施しています
再開されたのは、先送りになっていた学校の新学期、そしてゲームセンターと、夜系カテゴリーのバーやパブ、マッサージ店などの営業です。
今回の規制緩和内容と、7月1日施行当日のバンコク中心地の様子についてお伝えいたします。
6月29日、タイ政府は新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として発令していた非常事態宣言を7月31日まで、1ヶ月延長すると発表しました。
発表日時点でタイ国内の新規感染者は35日連続確認されていませんが、規制緩和に伴う油断による第2波の到来を警戒しての措置ということです。
非常事態宣言は延長されましたが、最も不便であった夜間外出禁止令の規制はすでに解除されているため、実生活においてはそれ程の変化を感じませんでした。
7月1日からの規制緩和には、外国人のタイ入国制限の緩和も含まれていました。
観光目的での入国は引き続き認められていませんが、日本に一時帰国していた駐在員や、タイに赴任が決まっているけど入国できなかったビジネスマンなどは渡泰して業務を開始できるようになります。
入国が許可される外国人は、
・労働許可証を保持している者とその配偶者、子ども
・タイ人と結婚した者、親の一方がタイ人である者
・タイにおける居住許可を取得している者
・医療目的の者とその付添人
・学生とその保護者
・ビジネスを目的とした者、特殊技能を有する者、運送業者
などです。
タイの学校がついに新学期を迎えました。
通常、タイの新年度の始まりは5月中旬ですが、随分ずれ込んでしまいました。
街角ではしばらく見かけなかった制服姿の学生たちが、友だちと楽しそうに過ごしていました。
ゲームセンターでは、友だちと一緒にゲームして遊ぶ日常的な放課後の風景が戻ってきました。
やはりオンラインゲームとは違うリアルな触れ合いは、貴重な日常のひとときと言えますね。
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