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ー 和食の楽しさを食べるだけでなく、経験として届けたいという想いから創られた「肉割烹」。鉄板焼きを中心にライブ感のある料理をリーズナブルに楽しめます。山内社長が、飲食業界に興味を持ったきっかけを教えてください。
家業が内装施工会社で、年少期より設計デザイナーになりたいと思っていました。「ものづくり」に興味があったのです。しかし、同時に「人と接すること」も好きでした。「目の前で『ありがとう』と言っていただける」「目の前で料理を創り、楽しませることができる」の両方を兼ね備えた飲食業に次第に惹かれるようになっていったのがきっかけです。

ー 学校に通っているときから、飲食店の経営にも興味があったのでしょうか?
福岡県にある中村調理師専門学校在学中から、オーナーシェフになりたいという夢を持っていました。料理を極めれば、経営者になれるんだろうと(笑)。
卒業後は、恵比寿(東京都渋谷区)の老舗イタリアン「IL BOCCALONE」で修業するため上京、一人前になるために料理を24時間考える日々を過ごしてきました。
その後、ポジションが上がっていくにつれて「サービス・店舗づくり・空気感・仕組み・数字など、オーナーになるためには料理だけでは足りない」と考えるようになっていきます。飲食店の全てを学びたいという気持ちが強くなり、そこから経営に興味を持つようになりました。
ー 独立を意識するようになったということですか?
独立の意思は常にありました。しかし、前職で国内での店舗展開に携わってる中、将来の自分を想像したときに「独立して国内で飲食経営している自分」にあまり魅力を感じなくなるようになりました。そこで自然と海外に目が向くように。「新たな場所でチャレンジをしたい」想いを会社に伝えたところ、海外の役員になりました。

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