※本記事は2019年10月23日時点の情報です。
日本と海外の気になる価格差をお届けしている「HIGH vs LOW」!
今回は交通費です!
海外で生活するにしろ、観光するにしろ、移動しないということはないので交通費は必須です。
日本では交通機関が発達していて、特に東京や大阪、名古屋などの都市部は電車やバスを利用することが多いですが、そもそも海外ではどのような交通機関があるのでしょうか。
比較舞台となるベトナムでは……、
■市内を移動する場合
・路線バス
・タクシー
・バイクタクシー
■都市間を移動する場合
・長距離バス
・長距離鉄道
・飛行機
バイクタクシーなど、現地ならではの交通手段もあります。
ベトナムでは鉄道は長距離が基本。
日本のように長距離はもちろん、市内を私鉄や地下鉄などが網羅していて手軽に利用できるわけではありません。
早速、価格を比較していきましょう。
【路線バス】
まずは路線バス。
自宅から最寄り駅など、日本では比較的短距離を移動する際に利用することが多いですが、それはベトナムも同じ。
鉄道の発達していないベトナムでは、都市部は路線バスが市内をくまなく網羅しているので、観光スポットや自宅までなど、目的地周辺まで連れて行ってくれます。
しかもリーズナブルなので、乗り方をしっかり学べば、お財布にもやさしい便利な交通機関です。
日 本(東京23区):一律210円
ベトナム(ホーチミン):一律約23.5円(5,000ドン)
※ベトナムでは18㎞以上になると料金が上がるため、18km未満の価格で比較
日本の約9分の1です。
利用者の多い路線バスは、比較的安価な価格設定になっているようです。
ちなみに、チケットは車内で購入します。
乗車すると車掌が行き先を確認しに来るので、目的地を告げてお金を払えばOKです。
【タクシー】
呼べば自分のいる場所に来てくれて、目的地まで送り届けてくれる最も便利な移動手段です。
空港から市内など、旅行先では大きな荷物を持っているため、利用される方も多いのではないでしょうか。
最近はアプリケーションを使ってタクシーを呼べるようになったので、より便利な移動手段となりつつあります。
ちなみにベトナムでは、タクシー乗車時に目的地までの料金を交渉するスタイルが多いですが、大手のタクシー会社の中には日本と同じようにメーターで価格が表示されるものも。
今回はメータータクシーで比較します。
日本(東京23区):410円
ベ ト ナ ム:約70.5円(約1万5,000ドン)
※初乗り=1㎞で計算
日本の約6分の1ですね。
乗車可能人数が少ないタクシーは、価格が高騰しがちです。
路線バスと比較すると、日本との価格差が少ないのでベトナムのタクシーはやや割高な印象を受けます。
なお、ベトナムでタクシーを呼ぶ場合は、日本と同じです。
「流しのタクシーを止める」「電話で呼ぶ」の他、「Grab」という配車アプリケーションを利用します。
【バイクタクシー】
ベトナムで最も一般的な交通手段が、バイクタクシーです。
1人1台自分のバイクを所有しているほどのバイク大国・ベトナム。
街中を歩いていると道路はバイクで埋め尽くされるほどで、その多さに驚く日本人も少なくないです。
価格はというと……、
約94円(約2万ドン)/km
路線バスやタクシーに比べると高くはなりますが、近年ベトナムでは交通渋滞が社会問題になっています。
時間通りに来ないバスやタクシーを利用するよりも、バイクタクシーを使った方が早く目的地に着くというメリットがあります。
また、ベトナムにおいて自動車は、まだまだ富裕層の乗り物というイメージ。
多くのドライバーにとって自動車を購入するのは難しいため、より庶民の足と言えるバイクを利用するという現状があります。
こちらも前述の配車アプリ「Grab」で呼ぶことができるので、非常に便利な交通手段です。
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