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【ミャンマー】ミャンマー飲食店最新動向:地方料理に目を向け始めたローカルレストラン

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ミャンマー第2の都市、マンダレーの料理を出す店だが、話題になっているのはマンダレー近くのザガイン管区コータウンの麺料理、コータウンモンティ。

手前がコータウンモンティ、奥がラーショー風ソーセージ。ラーショーはシャン州の町。
手前がコータウンモンティ、奥がラーショー風ソーセージ。ラーショーはシャン州の町。

 

ダウンタウンの「パンロン21」は少数民族と地方料理の両方を出す。

Panglong 21 住所:2F, 182 Mahabandoola Park Rd., Kyauktada Tsp., Yangon 電話:09-4588-84410 / 4588-84420 / 45888-84430 営業時間:9:00~22:30
Panglong 21
住所:2F, 182 Mahabandoola Park Rd., Kyauktada Tsp., Yangon
電話:09-4588-84410 / 4588-84420 / 45888-84430
営業時間:9:00~22:30

 

インスタ映え度が高いと人気なのは、「タミントゥ4点盛り」。
タミントゥとはごはんを様々な調味料と和えた、いわばごはんサラダ。
ヤンゴン風、バガン風、ヤカイン地方風、インレー湖地方風と4種類のタミントゥを一度に味わえる。

4地域のタミントゥが味わえる「タミントゥ4点盛り」。

 

最後は極めつけの、その名もまさに「ローカルバマーズ・レストラン」。
「ビルマの地方料理レストラン」の意味だ。

Local Burmese Restaurant 住所:77E Shin Saw Pu Rd., Sanchaung Tsp., Yangon 電話:09-2512-94027 営業時間:7:00~17:30
Local Burmese Restaurant
住所:77E Shin Saw Pu Rd., Sanchaung Tsp., Yangon
電話:09-2512-94027
営業時間:7:00~17:30

こちらは「ピィ地方風ミックスサラダ&ごはん」。

ピィはヤンゴンから車で5時間ほど北上した、ミャンマー唯一の世界遺産を有する古都。
ピィはヤンゴンから車で5時間ほど北上した、ミャンマー唯一の世界遺産を有する古都。

これまで鎖国に近かったミャンマーへ一気に流れ込んだ外資系外食企業や、軍事政権下で他国へ逃れていたミャンマー人の帰還。
それに加えて急速な経済発展に伴う中流階級の台頭。

近隣国の料理から少数民族料理、地方の郷土料理とエンターテイメント性を多様に広げてきたミャンマーの外食産業の次の一手は、どのような展開になるのだろうか。

 

この記事を書いた人(著者情報)

maki_itasaka

日本でのライター業を経て、上海(中国)およびハノイ(ベトナム)にて計8年にわたり、現地日本語情報誌の編集に従事。同時に、日本で出版される雑誌や書籍、ガイドブック、ウェブにも寄稿するかたわら、取材コーディネートや企業リサーチにも携わってきた。ヤンゴン在住4年目。

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