【ベトナム】ダナンの老舗イタリアン「Torino Restaurant & Bakery」店舗レビュー＆シェフインタビュー

ダナンにある老舗イタリアン「Torino Restaurant & Bakery」(トリノレストランアンドベーカリー)は店名のとおり、イタリアのトリノ出身オーナーとベトナム人の奥様がシェフをされているレストランです。
もともと在住外国人にもベトナム人の富裕層にも人気のお店でしたが、2018年7月にAn Thuong(アントゥン)エリアに移転し、最近では観光のお客様も多く見受けられます。
今回はお店のレポートとベトナム人シェフへのインタビューを交えてご紹介します。

ベトナム人シェフのLanさん

ベトナム人のLanさんは以前、イタリアに住んでいたそうです。

「19年間イタリアに住んでいて、そのうち4年間はイタリアのクッキングスクールへ通っていました。
その後、ベトナムに戻ってきて2004年にこちらのレストランをオープンしました」
Lanさんはお客様の食事が終わるころに自ら各席を回り、食事の感想を聞いています。
「お客様と、しっかりコミュニュケーションをとることで、もっとおいしい料理を作りたいって思えるんです」

隠れた路地から大通りへ移転

以前はローカルエリアのホステルの１階に店舗を構えていた「Torino」ですが、2018年7月に現在の位置に移転しました。
客層は欧米人が70％で、そのほかがアジア系の在住者や観光客、ローカルのベトナム人。
「これからもっと観光のお客様にもいらしていただきたいと思って、現在の立地に決めました」とLanさん。
席数も以前の倍ほどになり、半2階席もあるので、より多くのお客様が利用できるようになりました。
お店の入り口すぐはベーカリーで、奥にイートインのスペースがあります。
ガラス張りの入り口や、明るい黄色の壁とウッドテイストでまとめられた店内で、ゆっくりと食事をしやすい雰囲気です。