名古屋発ジャカルタ着のGA885便は10時のフライトで、ジャカルタ発名古屋着のGA884便は22時15分の出発に設定されている。
チェックイン時間を考慮すれば「早朝に出て夜に帰る」という形になる。
いずれにせよ、中京圏在住者がジャカルタ直行便を利用するのに東京や大阪への移動が必要なくなった、という点は注目すべきだろう。
逆に言えば、今まで名古屋からのジャカルタ直行便がなかったことが不思議だ。
それだけこの地域の重工業は対外的な影響力が大きく、ジョコ・ウィドド大統領も2015年の訪日時にはトヨタの本社を訪れている。
そして対外的な影響力という視点で見れば、話は重工業だけに留まらない。
日本の郷土料理を取り扱う飲食店は、インドネシアでも好評を得ている。
主に関東と関西で区分されがちの食文化だが、中間に位置する名古屋周辺も独自の進化を遂げている。
次々に大型ショッピングモールが新築されるASEAN諸国へ、中京圏の飲食店が進出するのは必然とも言えるのではないだろうか。
都市間をつなぐ直行便の意義は、今後大きな成果となって発揮されるだろう。
【参照】
ガルーダ・インドネシア航空
メインメニュー
教えてASEANコラム
お問い合わせ
人気記事ランキング
新着記事
国別で記事を探す
おすすめキーワードで記事を探す
ライター紹介