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【シンガポール】新型コロナウイルス感染症環境下でのシンガポール生活の現状

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今だけ種類豊富なデリバリーで食を楽しむ

外食を禁止されたこの国の人々が頼るのが、デリバリーです。
普段から、日本よりもデリバリーやテイクアウト文化が浸透しているので、このあたりはすんなりと受け入れられているかもしれません。

フードコート禁止
フードコートも入場制限あり(もちろん持ち帰りのみ)
ホーカー開店禁止
いつもはたくさんのローカルで賑わうホーカーもガラガラ。料理を待つ間も一定の距離を空けて座る

お年寄りにとってホーカーは社交場なので、普段は大勢の人が集っていましたが、今はまばらです。
人と会話することが、なかなか厳しく感じます。

生活で変化したのは毎日自炊していた私が、「こんなときこそ、デリバリーを楽しもう!」と思ったことです。
というのも、頼みたくても距離があり配達不可だった店が配達範囲を広げたり、店内での飲食のみだった高級店などもデリバリーやテイクアウトに対応し始めたからです。

外食禁止の現在、お店側にとっては苦しい現状の打開策なのでしょうが、外出できない私たち消費者にとってはおいしい料理を家で食べられる機会が増え、相互がうまく合致しています。
経済も回るのでいいことだと感じます。

マンダリンホテルデリバリー (1)
シンガポールを代表するホテル「マンダリン・オーチャード・シンガポール」の高級四川飯店のデリバリー

普段は高級過ぎて二の足を踏んでしまう2つ星の四川飯店の料理を、気軽に自宅で楽しめるのはうれしい限りです。

Three Bunsバーガー
シンガポールのハンバーガーなのに、みそベースのソースで絶品!

私の中ではシンガポールで最もおいしい「Three Buns」のハンバーガーです。
距離があってデリバリーの対象外だったのですが、今は配達してくれます。
やや値段は張りますが、日本にないのが惜しいくらいのお肉のボリュームとおいしさです。

私がデリバリーしたほんの一例ですが、やはりどんなときも人間はおいしい食事があれば頑張れますよね。

今は、全ての企業が在宅勤務を要請されていますので、我が家の主人も自宅で仕事をしています。
最近は、常に家族が自宅にいるため、コロナに家族の大切さを教わっているような気もしています。
適度な運動と、おいしいものを食べて自宅での時間を楽しむことで、外出禁止の不自由な生活を乗り切っていきましょう。

この記事を書いた人(著者情報)

buri

シンガポール在住buriです。

主人の赴任で愛犬(チワワ)と3人でシンガポールへ。     早5年目に突入します。
来星後すぐに仕事をはじめることが出来たので、異国の地にきても様々な人脈や知識を得ることができたのが私の財産です。

日本では金融関係、雑誌編集、取材、通販の商品企画プロデュース、販売等々人生経験だけは豊富に積んできました。

そんな私が見て、聞いて、食べて、学んできた、大好きなシンガポールの今を、日本人ならではの目線でさまざまな方面から多角的にご紹介したいと思います。

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