日本でも定番のタイ料理として人気を集めているタイ風焼きそば「パッタイ」。
「パッ」は炒める、「タイ」は国名を表していて、文字通り、タイの国民食です。
その歴史は意外に浅く、1940年代に当時の首相が国名を「サヤーム」から「タイ」に変えたときに、国民にパッタイを食べることを推奨したことが、国民食としての不動の地位を築いたきっかけと言われています。
料理としては至ってシンプルです。
米粉の麺を、もやしや卵などのたっぷりの具材と一緒に炒めて、味付けはタイの魚醤「ナンプラー」を使用。
日本人の口にもあいます。
そんなパッタイの名店が「Thipsamai(ティップサマイ)」です。
パッタイの専門店で、創業は1966年。
本店はオープン前から行列ができ、終日途絶えることがないと言われています。
専門店なのでメニューは多くないにも関わらず、50年以上にわたりローカルはもちろん、在住外国人や観光客から愛されるその味はタイ国内だけでなく、アメリカのCNN・イギリスのBBCなど、名だたるメディアで紹介されるほどです。
早速、老舗のパッタイをご紹介します。
まずは、オーソドックスな「パッタイ」75バーツ(約257円)。
Thipsamaiの麺は、エビのスープを練りこんだチャンヌードルを使用しているので抜群のおいしさです。
シャキシャキのもやしと口の中でとろけるようなふわっとした卵が、もちもちの麺と絶妙なハーモニーを生み出します。
特製ソースによる味付けは、ココナツシュガーを使用しているので少し甘め。
テーブルに用意されているナンプラーや唐辛子などの調味料で、自分好みの味付けに調整していただきます。
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