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【マレーシア】海外でも妊活カウンセリング。「ルミラス」代表インタビュー

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記者:どのようなお客様がいらっしゃいますか?
山内氏:2020年9月に会社を設立し、11月にWebサイトを立ち上げたばかりなので、予約件数はさほど多くありませんが、日本人以外にも、マレーシア人や東南アジアの方々からのご予約が増えてきています。
不妊症でお悩みの方、これから妊活を始められる方で何から始めたらいいか分からない、といった方々からのご相談が多いです。
Zoomでのオンライン通話なのでお手軽ですし、価格も15分2,250円とリーズナブルなので、「有意義な時間だった」「1人で悩んでいないで、早く相談したら良かった」とのお声をいただいております。

記者:認知度向上のために行っていることはありますか?
山内氏:今年に入ってからピッチコンテスト(ベンチャー企業やスタートアップが資金獲得を目的に、短時間で自社の魅力や将来性について投資家に売り込むコンテスト)に積極的に登壇し、弊社ビジネスを知っていただくように心掛けております。
その他には、女性を支援されている起業様やマレーシアの不妊治療クリニックと一緒に妊活や不妊治療に関するWEBセミナーを開催し、活動の周知も行っております。
音声SNS「クラブハウス」も活用して、妊活コーチや不妊治療に関する情報も配信しております!

記者:集客はどのように行われていますか?
山内氏:基本的にはソーシャルメディア(Instagram、FacebookやTwitter)を使って集客を行っております。
スタートアップなので、マーケティングに使えるコストは限られます。
現在は、なるべくコストの掛からない方法を選択しています。
ありがたいことに、提携させていただいている不妊治療クリニックからの送客も増えてきています。

記者:苦労したこと、大変なことは?
山内氏:マレーシアに住んで3年ほどたちますし、マレーシアでの就業経験がある他、事業の展開もしていたので、会社立ち上げに当たり苦労したことは少ないかもしれません。
よく「新型コロナウイルスのパンデミック中に会社を立ち上げて、大変ではなかったですか?」とのご質問をいただきます。
正直大変ではありましたが、世界中の方々が同じ状況であるからこそ、ピンチはチャンスなんだと前向きに捉えていました。
コロナ禍により、世界中のほとんどの方がステイホームになり、働き方や過ごし方が変化し、リモートでできることが増えたと思います。
当社が提供するセッションはオンラインのため、世界中の「妊活コーチ」と好きな時間にお話しいただけます。
コロナ禍により当社ビジネスモデルは、以前より受け入れやすくなったのではないかと考えています。

この記事を書いた人(著者情報)

寺内真実

1年ホーチミン、8年以上ダナン在住。
中央大学卒業後は金融系(FP2級)、医療系の会社に勤務。
「暑い国に住みたい」と勢いで渡越し、現地の日系旅行会社を経て、現在は現地サービス業とライター業をしている。
写真は生後1週間で保護した愛猫“大福”と。
著書▼
「癒しのビーチと古都散歩ダナン&ホイアンへ」イカロス出版
※電子版はこちら
関連Webサイト▼
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