以前、「コロナ禍でも爆売れ!?インドネシアのフードトレンド5選」という記事を書きました。
記事内でいくつか、「インドネシアではやっているフード」をピックアップしましたが、重大なものを紹介し忘れておりました。
ということで、本記事にてあらためて紹介します。
食全体のトレンドというより、「インドネシアの日本食」の中でのトレンドです。
その名も……「サーモンメンタイ」です!
「サーモンメンタイ」を聞くようになったのは2020年の中頃でしょうか。
コロナ禍に入った直後あたりだったかと思います。
当時、まさに「最近はやりの日本食」として筆者の耳にも飛び込んできました。
最初はちらほらとInstagramで見かける程度だったのですが、サーモンメンタイを扱うお店はあれよあれよとタケノコのように増えていき、いくつかの専門店も登場しました。
さらに、新型コロナによる不況はインドネシア人に副業ブームをもたらしました。
最も人気な副業の1つがフードビジネスです。
そして……そうです……、副業でサーモンメンタイを作って売りさばく人達が登場しました。
ところで、「サーモンメンタイ」と聞いてどのような料理をイメージしますか?
北国出身の私は「サーモンの切り身を明太子であえた料理」を浮かべてしまいます。
しかし、南国のインドネシアでそのような料理が大流行するはずはありません。
こちらがサーモンメンタイです。
ご飯の上にチーズとサーモンを乗っけて、メンタイソース(現地ではSaus Mentaiと呼称)をかけてオーブンでこんがり。
日本人の感覚だと「サーモンドリア」ですね。
このモリモリのチーズ感(インドネシア人はチーズに弱い!)。
そしてモリモリのサーモン(インドネシア人はサーモン好きが多い!)。
これら2つの「インドネシア人が大好きな要素」に、「メンタイ」という目新しい日本食っぽい響きが加わり、まさに「空前の大トレンド」となりました。
そして最も衝撃的なこと……
それは……
「サーモンメンタイ」なのに明太子が使われていないことです。
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