バンコクの商業とビジネスの中心地アソークのランドマーク的ショッピングモール「Terminal21」では、ロックダウン中は真っ暗だったホールも店舗の営業再開により明るく元通りです。
「Terminal21」では、ほぼ全飲食店が営業再開のようです。
まだデリバリーが多いようですが、店内で食事する周辺オフィスのビジネスマンなどがランチをとっています。
前回の規制緩和のときは数日してからの営業再開でしたが、今回は緩和初日からお店が開いていました。
利用客も多く、活気があります。
およそ2ヶ月ぶりとなる店内飲食の再開に、やっと外食できてうれしい限りですが、規制の代償は高く、そこそこ軌道に乗った営業をしていたと思われる日系飲食店の閉店のお知らせを先月からしばしば目にしました。
純然たるレストランが、テイクアウトやデリバリーのみで新型コロナ流行前と同様の営業利益を維持できているケースはそれほど多くはないはずで、残念ながら今回の規制緩和までもたなかったお店が出ています。
まずは再び顧客を店内に迎えることができるようになったという喜ばしいニュースですが、今後を考えると、またいつ訪れるか分からない規制強化に備え、デリバリーやテイクアウトメニューの充実と顧客への浸透、新たな販売戦略の構築などが一層求められます。
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