日本人にとって、インドネシアはバリ島などの観光地が有名で、ジャカルタを中心に多くの日系企業が進出し、在留邦人も多いです。
しかし、日本と同じ感覚で生活をしていては犯罪やテロに巻き込まれる恐れが十分にあり、注意が必要です。
今回は、インドネシアの治安情勢について簡単に説明したいと思います。
インドネシアでは金品を目的とした窃盗、スリ、置き引きなどの被害が多く発生しています。
銃器などを使用した凶悪犯罪も多くはないですが、被害報告があります。
これまで日本人が被害に遭った犯罪としては、路上歩行中のひったくり、人混みでのスリ、レストランやホテルロビーでの置き引きなどが多いですが、中には刃物を用いた路上強盗や窃盗目的で住居に侵入されたケースもあります。
ジャカルタ首都圏警察によると、2020年のはじめから同年12月23日までにジャカルタ大都市圏(ジャカルタ首都特別州と西ジャワ州のブカシ、ボゴール、デポックの3都市などの首都近郊地域)で発生した犯罪の総数は3万324件で、昨年同期の3万2614件から7%減少しました。
別の尺度で説明すれば、ジャカルタ大都市圏では2020年、17分33秒ごとに1件の犯罪が発生した計算となり、2019年の16分11秒と比べると、犯罪が発生する平均の間隔が1分22秒長くなったといいます。
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