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ホーチミンの原宿・グエンチャイ通り ~前編~

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グエンチャイ通りに足を踏み入れると、まず最初に待ち受けているものは大量のヘルメットと帽子。いかにもベトナムらしい露店で売られている。

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このような露店が通りの入り口近くに約20店ほど並んでいる。

特にヘルメットの種類の豊富さと数の多さは圧巻である。この光景は決して日本では見ることができない。

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色もデザインも様々。値段は13万ドン(約650円)~と安い。

ベトナムは言わずもがな世界有数のバイク天国として有名。特に、ホーチミン市のバイク台数は非常に多く、なんと市民の約80%がバイクを所有しているほど。そのため、ベトナム人にとってヘルメットは生活必需品の1つなのだ。また、ヘルメット売りのおばさんが言うには、最近はファッションに合わせてヘルメットを新調する若者が多いため、ファッションアイテムとしての役割も担っているとのこと。

余談だが、「友人にバイクで迎えに来てもらったのに、ヘルメットを忘れてしまった」という時、ベトナム人は露店でヘルメットを買う。忘れる度にヘルメットを買っているため、家に何個もヘルメットがある。といった人もベトナムでは決して珍しくないそうだ。ベトナム人にとってのヘルメットは、日本人にとってのビニール傘のようなものなのかもしれない。

ヘルメット以外にも帽子を取り扱う店も多くあり、男性向けのキャップや女性向けの帽子など種類が豊富だ。

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こちらのキャップは10万ドン(約500円)~。

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こちらの帽子は15万ドン(約750円)~。

特に「つばが広い帽子」が売れ筋だと露店のおばさんは言う。

ここホーチミンでは、「白い肌」の女性が美人だとされる風潮があるため、直射日光を防げるこのタイプが好まれるそうだ。日差しが強いに日にベトナム人女性が大きな帽子をかぶって公園を歩いている姿をよく見かける。

また、驚いたことにベトナムでは10月に帽子が一番売れるそうだ。

ベトナムでは10月20日が「女性の日」とされており、男性が女性の代わりに家事をする、もしくは女性にプレゼントを贈るなどの風習がある。そのプレゼントの1つとして帽子が選ばれるようだ。

次回は、ファッションストリートの「アパレルショップ」について紹介したい。

この記事を書いた人(著者情報)

ags-vn

2008年から、ベトナム進出前の市場調査、ビジネスマッチング、駐在事務所や現地法人の設立から、設立後の会計・税務、監査、法務・労務、総務代行、M&A、営業支援までワンストップで対応する総合コンサルティング・ファームです。 ハノイ、ホーチミン、ダナンに拠点を有しており、ベトナム全土対応可能です。

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