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日系飲食チェーンを展開するタイ企業について 第1回

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タイでは本当に多くの日系飲食チェーンが店舗展開をしていますが、今回から2回に渡り日系飲食チェーンを展開するタイ企業についてまとめてみます。第1回はタイ財閥企業、公開企業を中心にまとめます。

【1】セントラルレストラングループ(http://www.crg.co.th/

セントラルレストラングループ(以下CRG)は、タイの流通の20%を占めるセントラルグループの中核企業として、タイではじめてファーストフード店を導入したパイオニア企業である。1978年にまずミスタードーナツの1 号店をオープン。その後、この38年間にケンタッキーフライドチキン(KFC)、Auntie Anne’s、日系ブランドのペッパーランチ、とんこつらーめんのちゃぶ屋Chabuton、吉野家、大戸屋、てんや、かつやなど日本大手飲食チェーンとフランチャイズ契約を締結し展開、現在600店舗以上の店舗を有している。

【主なブランド】(CRGを主語として記載しています。)

①Pepper Lunch

CRGの日系ブランドとしてはもっとも早く2007年11月に1号店をオープン、現在15店舗を展開している。

PEPPERLUNCH TERMINAL21 Branch
PEPPERLUNCH TERMINAL21 Branch

②ちゃぶ屋Chabuton

ラーメン花月、麺屋ZERO1、とんこつらぁ麺ちゃぶ屋CHABUTONを展開するグロービート・ジャパン株式会社とフランチャイズ契約。2010年のタイ1号店のオープン当時、タイではTV番組「TVチャンピオン」が放送され大人気となっており、ちゃぶ屋の創業者でTVチャンピオンにもなった森住康二氏を前面に打ち出し、行列の出来る人気店になった。タイ人の食志向に合わせて、いち早くスモールサイズのラーメンを導入し入りやすくした。人気も定着し現在15店舗を展開している。

CHABUTON SIAMPARAGON BRANCH
CHABUTON SIAMPARAGON BRANCH

③吉野家

2011年2月に日本以外アジアの吉野家の展開を統括する株式会社吉野家インターナショナルとフランチャイズ契約を締結し、同年8月に1号店をオープンし、現在13店舗展開している。吉野家は1995年に別のタイ企業とフランチャイズ契約を締結して進出を果たしたが、98年に撤退しタイ再上陸となっている。豚、鶏、サーモン、うどんなど牛丼以外のメニューにも力を入れている。

YOSHINOYA TREMINAL21 Branch
YOSHINOYA TREMINAL21 Branch

④大戸屋

2005年3月にトンローJアベニューに1号店をオープンし、タイ大手食肉メーカーのベタグロと組み約30店舗を展開していた合弁会社ベタグロ・オオトヤの株式の譲渡を受け、大戸屋とフランチャイズ契約を締結した。現在29店舗を展開している。タイでは高級和定食レストランとしての地位を確立している。

OTOYA SIAMPARAGON Branch
OTOYA SIAMPARAGON Branch

⑤てんや

2013年7月にてんやを展開する株式会社テンコーポレーションとフランチャイズ契約を締結し、同年10月にセントラルバンナに1号店をオープンした。現在、サイアムスクエアワン、セントラルラップラオ、セントラルウエストゲートの4店舗を展開している。

TENYA SIAM SQUARE ONE Branch
TENYA SIAM SQUARE ONE Branch

⑥かつや

2013年10月にかつやを展開するアークランドサービス株式会社とフランチャイズ契約を締結し、サイアムスクエアワンに1号店をオープンした。タイのとんかつ人気や値ごろ感もありセントラルグループの中では後発ながら現在8店舗展開している。

KATSUYA SIAM SQUARE ONE Branch
KATSUYA SIAM SQUARE ONE Branch

■フジグループ(http://www.fuji.co.th/)

タイにおける日本料理レストランのNo.1チェーンのフジレストランを核とするグループ。フジレストランはタイ国内で約100店舗を展開し、ミャンマーにも2店舗を展開している。ペットボトルの緑茶の飲料部門など多角化を図っている。

【主なブランド】
①COCO壱番屋

フジグループと株式会社壱番屋はタイでのフランチャイズ展開をするため合弁会社イチバンヤ ミッドウエスト アジア株式会社を設立し、2008年8月にタイ1号店をエスプラナードにオープンした。オープン当初、内外装にもこだわり、デートで使えるおしゃれなカレー店としてメディアで集中展開した。現在26店舗を展開している。

COCOICHIBANYA SIAMPARAGON Branch 
COCOICHIBANYA SIAMPARAGON Branch

■S&Pグループ(http://www.sandp.co.th/

タイ国内でS&Pレストランを展開し、冷凍食品の製造販売やケータリングサービスなど多角経営する公開企業S&P Syndicate Public Co.,Ltd.(設立:1973年 代表取締役:Pravesvudhi Raiva)。

【主なブランド】(S&Pグループを主語として記載しています。)

①とんかつまい泉

事業の多角化のためとんかつまい泉を展開する井筒まい泉株式会社とフランチャイズ契約を締結し、S&P Syndicate Public Co.,Ltd.の100%子会社としてS&P International Foods Co.,Ltd.を設立して、2012年12月にシーロムコンプレックスに1号店をオープンした。その後もサイアムパラゴン、エムクオーティエなど中心部の優良モールに出店し、現在8店舗を展開している。
従業員教育が行き届いており評価されている。

MAISEN SIAMPARAGON Branch
MAISEN SIAMPARAGON Branch

②梅の花

湯葉と豆腐の店梅の花の展開などを目的に株式会社梅の花と2014年12月にタイにおける合弁会社UMENOHANAS&PCo.,LTD.を設立。出資比率はS&P Syndicate Public Co.,Ltd.が60%、株式会社梅の花が40%。2013年9月に「和 梅の花」をオープンした。S&Pからの強い要望によりタラバ蟹をコースメニューに加たり、オープン前に多くのタイ人セレブを無料招待しヒアリングを重ねオープンに挑んだ。オープンしてしばらくは予約をしなければ入れない人気ぶりとなった。現在1店舗。

■MKレストラングループ(http://www.mkrestaurant.com/)
1986年に創業し、タイで430店舗を展開し、タイ人から一番親しまれているタイスキレストランMKを展開するレストラングループ。2013年にはタイ証券取引所に上場した。MKレストランの他、やよい軒、豚コツラーメンHakata、鉄板焼き宮崎、NaSiam、LeSiamなど600店近くのレストランを展開している。

MK RESTAURANT TERMINAL21 Branch
MK RESTAURANT TERMINAL21 Branch

①やよい軒

MK INTERFOOD CO.,LTD.が、「Hotto Motto(ほっともっと)」とごはん処「やよい軒」を展開する株式会社プレナスとよい軒を展開する株式会社プレナスとやよい軒のタイにおけるエリアフランチャイズ契約を締結し、2006年3月に1号店をオープンした。手ごろな価格の和食ファミリーレストランとして人気となり、現在、レストランとしてはフジレストランよりも多くタイ全土で129店舗を展開している。
なお、両社はシンガポールでも共同出資によるPRENUS&MK PTE.LTD.を設立し、やよい軒を展開している。

次回は、新興チェーンについてまとめます。

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