※本記事は2020年12月29日時点の情報です。
インドネシアでは新型コロナウィルスの感染拡大を受け、4月から自治体ごとに外出規制などの大規模な社会制限が行われました。
規制は段階的に緩和され、現在は新型コロナ以前の生活に戻っている場面も多く見受けられるようになってきましたが、感染拡大は落ち着かず、一部の感染対策は未だ継続されています。
首都ジャカルタでは、4月から10月中旬まで店内飲食が禁止され、レストラン業界に多大な影響を与えました。
現在は6〜21時であれば、定員50%までという制限付きで店内飲食が可能になってきています。
店舗での飲食が可能になったとはいえ、東南アジア最多感染者数という不名誉な記録を立て、本稿執筆時点となる12月下旬には、連日7000人前後の新規感染者が確認されているため、あまり頻繁に外食をしたくないという実情もあります。
そんな新型コロナ流行中のジャカルタ生活で欠かせないものが、レストランのデリバリーサービスです。
ジャカルタでは世界最悪とも言われる交通渋滞の影響もあり、バイク配車サービスGojekやGrab*が台頭しており、新型コロナ禍以前よりバイクでのデリバリーサービスがかなり充実していました。
そのため、新型コロナ禍でも多くのお店はGojekやGrabにて注文を受け付けており、スマホ1つで気軽にさまざまお店の味を楽しめます。
前述の店内飲食禁止規制により、デリバリーサービスに対応する店舗はさらに増えました。
店舗での飲食が制限されている現在は、お昼時の飲食店はデリバリーサービスの受取に来た運転手でいっぱいになっています。
運転手たちと一緒になって店舗で待つよりも、デリバリーを利用する方が待ち時間が不要になるのでお得感があります。
このサービスがなければ、大規模な社会制限が敷かれていた期間中の食生活はどれほど味気ないものだったことでしょう。
想像したくもありません(笑)。
まさにWithコロナ時代に必須のサービスです。
*日本で展開されているUberのようなインドネシア配車大手サービス。Gojekはインドネシア発、Grabはマレーシア発のサービス。幅広いサービスを展開しており、「ジャカルタ在住でGojek、Grabのアプリをインストールしていない人はいないのでは?」というくらい庶民にとって利用頻度が高い
メインメニュー
教えてASEANコラム
お問い合わせ
人気記事ランキング
新着記事
国別で記事を探す
おすすめキーワードで記事を探す
ライター紹介