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【マレーシア】味でローカルに定着したとんかつ専門店Ma Maison(まめとん)

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マレーシアはイスラム教が国教であり、人口の約60%がムスリム(イスラム教徒)である。
彼らには日常生活全般において規則があり、主にハラル(許されたもの)とノンハラル(許されないもの)に分けられる。
ノンハラルは禁忌。

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イスラム教の寺院であるモスク

ノンハラルとして一般的によく知られるのが豚肉やアルコール類。
マレーシア国内ではスーパーなどのノンハラル売り場に置かれているか、ムスリムが多いエリアでは扱いがないこともある。

だが多民族国家ゆえに多様性に寛容で、ノンハラルの食品などを口にすることはイスラム教徒以外なら可能である。
また、人口比率で2番目の中華系マレーシア人は、豚肉が欠かせない食文化だ。
そのため、豚肉を販売するスーパーや、提供する飲食店などはよく目にする。

とんかつ専門店まめとんとは?

寿司、ラーメン、カレーライスはすでにマレーシアでも定着しているといってもよいほどよく見かける。
そしてここ数年、人気なのがとんかつ。
日本人だけではなく、豚肉を好む中華系マレーシア人にも人気が高い。

まめとん(Tonkatsu by Ma Maison)は、愛知県名古屋市から進出したとんかつ専門店。
2013年にクアラルンプール郊外の高級住宅街にあるショッピングモール、「1 Utama」のISETAN(伊勢丹)内に1号店をオープンした。
主な客層は国内消費の主力である中華系マレーシア人。
2019年8月時点で3店舗、さらに2月にコンセプトとんかつショップと銘打ち新しい形態のとんかつ専門店をオープンした。
場所は以前にもご紹介した日系商業施設ロット10(LOT10)内のジェーズ・ゲート・ダイニング(J’S GATE DINING)だ。

以前の記事はこちら→【マレーシア】マレーシア最大級の日本食フードコート!日本から和食専門店が進出

通常の日本食レストランが多種多様なメニューを展開する中、とんかつを主軸に揚げ物系メニューで勝負をする。
「揚げ物」は中華系が伝統的に好む調理法であり親和性もよいため、すぐに人気店となった。

今回訪れたのは、クアラルンプールの西側に位置する学問の街・スバンジャヤ(Subanjaya)の新興住宅街「USJ」にあるショッピングモール、メインプレイス(Main Place)内の店舗。
日本人が多く住むエリアで、たくさんの日本人コミュニティーがあることでも知られている。

まめとんマレーシアとんかつma maison
スバンジャヤの商業施設「メインプレイス」内にあるスバン店

 

この記事を書いた人(著者情報)

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マレーシア在住の主婦ライター。日本で求人広告代理店、各種雑誌、ローカルペーパーなど紙媒体取材ライターを経てフリーランスに。現在はWeb媒体を中心に活動中。

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