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日本食のすそ野を拡大するタイのセブンイレブン

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今回はタイ人からは「セヴェン」と呼ばれ親しまれているコンビニエンスストアのガリバーセブンイレブンで販売する日本食、日本発の商品について取り上げる。

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【タイ全土で10,000店に迫るセブンイレブン】

タイのセブンイレブンはタイ最大のコングロマリット企業チャルーン・ポ-カパン(CPグループ)が、1988年に米国サウスランド・コーポレーションからエリアフランチャイズ権を買収しCPセブン・イレブン(現在のCP ALL Public Company Limited )を設立し展開を開始。
2009年には5790店舗、2013年には7429店舗を突破、2016年6月現在、アメリカの8,365店を追い抜き、日本18,650店に次ぐ2位となる9043店舗を展開している。(セブンイレブンジャパンのウェブサイトより)
その数はタイ国内においてファミリーマートが1109店、ローソン109が41店舗と比べてダントツの店舗数を誇っている。

【日本食のすそ野を拡げるタイのセブンイレブン】

ファミリーマートが2012年9月にタイにおけるファミリーマート事業の展開をより加速させるためにタイ最大手の流通グループCentral Retail Corporation Limitedを新たに事業パートナーとし合弁契約を締結。
またローソンが現地小売り・日用品大手のサハパタナピブングループなどと2012年11月に合弁会社を設立しタイで進出すると発表した時期と重なるようにセブンイレブンは7-Freshという生鮮PB商品を投入するなど食品の強化を推し進め始めた。

なに料理が好きか?というアンケートでタイ料理を抑えて日本料理が1位となるくらい日本食が好きというタイ人が多い中で、日本食や日本発の商品が増え、パッケージには「日本」を印象づけられるよう日本語が記載されている。

以下、ジャンルに分けて、2016年6月現在、セブンイレブンの店頭に並ぶ商品について解説する。

【スナック菓子】

スナック菓子では、1980年にタナワット社と合弁会社を設立したカルビーが1996年からかっぱえびせんを発売し、今ではすっかりセブンイレブンでも定番商品となっている。

2008年には湖池屋が現地企業と業務提携し発売開始したが、2013年にはタイ大手財閥のTCCグループにパートナーを切り替え販売を強化し、当初はカラムーチョ(ホットチリ味)とカラムーチョ(わさび味)が見られたが、最近ではホットチリ味を一段と辛くしたカラムーチョ(大辛ホットチリ味)が店頭で見られる。

2015年3月には、「雪の宿」を発売する三幸製菓がシンハービールで知られる大手食品メーカーシンハーコーポレーションと合弁会社シンハー三幸を設立し、YUKI(ゆきのやど)オリジナル味と雪ミルク味を投入、積極的なメディア宣伝を実施した効果もあってか人気商品となっている。

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●LAYSポテトチップス 海苔味 20バーツ
●カラムーチョ(ホットチリ味) 20バーツ
●YUKIゆきのやど!!(オリジナル味)(雪ミルク味) 10バーツ

【冷凍食品】
セブンイレブンを抱えるCPグループは世界屈指の食のコングロマリット企業であり、中でも技術と品質に優れた冷凍食品は世界進出の原動力ともなっているが、セブンイレブンにも安くて美味しい冷凍食品のPB商品などが充実している。
日本食では目玉焼きハンバーグ弁当やカツカレー弁当、鮭チャーハン、冷凍えだまめ塩味などが、単身赴任者の日本人に人気メニューとなっている。

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●カツカレー弁当 45バーツ
●鮭チャーハン 35バーツ
●冷凍えだまめ塩味 20バーツ

【チルド食品・日配品】

パンコーナーにはカレーパン、チキンカレードーナツが登場。チルド食品コーナーでは、タイの国民的人気商品であるかにかまぼこや豚の角煮、プリマハムの絹挽きソーセージなどの商品が見られる。

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●CP ドーナツ チキンカレー 20バーツ

2015年からは4種類のおにぎりが登場。鮭の塩焼きとサーモン照り焼きなどが人気となっている。続いてロール寿司も登場、カニマヨとび子の巻き寿司やツナとび子の巻き寿司など、こちらはとび子を使ったメニューが人気となっている。

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そして今年からついににぎり寿司が登場。カニカマ、たまご、とび子、中華わかめの4貫セットとなっている。タイの寿司ブームを考えると人気のサーモンやマグロの寿司などの登場もそう遠い未来の話ではないかもしれない。

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●サーモン照り焼きおにぎり 27バーツ
●ツナとび子の巻き寿司 27バーツ
●にぎり寿司4貫セット 45バーツ

【スイーツ】

日本のコンビニでは2009年にローソンから発売されて話題となったプレミアムロールケーキ。タイのセブンイレブンでは今年、7-Freshの戦力商品としてバニラロールケーキが登場。たちまち人気商品となり5月には第2弾として抹茶ロールケーキも投入されている。

また日本からのお土産の人気商品東京バナナに似たバナナ風味のお菓子なども店頭に並び人気商品となっている。

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●バニラロールケーキ 29バーツ
●抹茶ロールケーキ 32バーツ
●バナナ菓子 12バーツ

地域や店舗のPOSデータにより品揃えが管理されているセブンイレブンにおいて、特に7-Fresh(生鮮PBブランド)の日本食に関しては、プロンポンやトンローエリアといった日本人居住区を離れるとまだまだ少なくなってしまうが、日本食、日本発の食品はタイ全土のセブンイレブンを通じて着実な広がりを見せている。

※1バーツは約3円(2016年6月現在)

■CPグループのウエブサイト

http://www.cpthailand.com/default.aspx?tabid=88

■CPオールのウエブサイト

https://www.cpall.co.th

■セブンイレブン・タイランドのウエブサイト

http://www.7eleven.co.th/

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