インドシナ半島を縦横にまたぐ経済回廊の整備に加え、タイ東部との国境の街・ポイペトなどの経済特区(SEZ)の開発が進むカンボジアは、「タイプラスワン(*)」の有力国の1つとして目されています。
また、首都プノンペンを中心に消費市場としても注目度が高まっています。
同国への赴任などをきっかけとして積極活用したいサービスが、高金利が付与される定期預金です。
そこで今回は、カンボジアの定期預金サービスについて解説します。
(*)タイプラスワンとは、同国の賃金上昇や人手不足などを背景に、人件費の割安な周辺国へ生産拠点を設ける動きのことです。特にポイペトSEZは、カンボジアとタイの国境沿いに位置し、経済回廊などを通じて交通の便も良いことから、タイプラスワンの有力地として注目度が増しています。
ASEANで最も高い成長率を示しているのがカンボジアです。
同国は2017年から域内トップの座に君臨し[*1]、世界銀行が公表した2020年経済成長率見通しにおいても6.8%とASEAN首位を維持する見込みです[*2]。
そのため、カンボジアでの資産運用を通じて、ASEAN随一の成長の果実を取り込むことが期待できるでしょう。
カンボジアで銀行口座を開設する大きなメリットとして、下記の2点が挙げられます。
・米ドル建てで預金が可能
・高金利定期預金の活用
カンボジアでは、グローバル貿易や資本取引に使用される基軸通貨の米ドル建てで預金をすることができます。
少子高齢化や国の財政不安などを背景に、日本円の価値が目減りする可能性があり、米ドルを保有して通貨の分散を図ることは効果的な資産形成手段の1つと言えるでしょう。
また、カンボジアで銀行口座を開設することにより、ASEAN随一の経済成長が見込まれる同国で、他の域内諸国と比較して高い金利が付与される定期預金サービスを活用した効率的な資産形成を実践することが期待できます。
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