猫カフェとはいえ、入場料をとらないため、フードメニューにもぬかりありません。いとこのイヴァンさんが料理長を務め、本格ウェスタンメニューを提供。全品ハラルに対応しています。
メニューは、フード20種類、ドリンクは30種類ほど。スープ、サラダ、メインディッシュ、フィンガーフード、サンドイッチ、ピザ、デザートと一通りのウエスタンメニューが充実しています。人気のフードメニューは、日本の照り焼きチキンの味をヒントにシェフが考案した「シグネチャー・トーキョー・チキンチョップ(Signature Tokyo Chiken Chop)」(21.90マレーシアリンギット)と、「モンスター・シーフード・プラッター(Monster Seafood Platter)」(59.90マレーシアリンギット)。
「ジョホールバルには、十把一絡げのカフェばかり。うちは料理やコーヒーの味にもこだわっていて、他のカフェとは違うものを出そうと努力しています。仕事で海外出張の多い夫が、ベトナムの工場から直接買い付けてくる豆を使っているんですよ」とアリエナさん。猫カフェのチェーン展開を目論んでいるのではなく、あくまでもこの地に根差し、ここにしかないオンリーワンの1店舗を大事にしていきたいと考えているようです。
実際に、お客の8割が地元の人。あとは、シンガポール人、ジョホールバルに在住する欧米人、日本人、韓国人の常連客もいるといいます。フェイスブックで情報を得て、台湾からはるばるやって来た旅行客もいたとか。
オーナーご一家は大の動物好き。ありとあらゆる動物を飼った経験があるそうで、猫カフェとは別に、自宅でも猫を10匹ほど飼っているそうです。こちらのカフェには、猫が総勢20匹以上いるといいますが、猫の精神状態を考慮しながら交代制で猫をお客さんの前に出しています。
店は、亡き祖父の家を改装。猫が自由に動き回りやすく、ストレスをためにくいようにと、席の配置をゆったりめにしています。お客さんは、マイホームにいるような感覚で猫とたわむれることができます。地元の子供が両親と一緒に、のびのびと猫に触れているのが印象的です。
「Cats Cafe」
住所 31A Jalan Abdul Samad, Lorong 2C, 80100, Johor Bahru, Johor
電話 +6072070399
営業時間 午後1時~午後9時30分
定休日 水曜
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