日本の冬の風情に欠かせない蟹。
冬の温泉旅館やお座敷の店で頂く蟹は格別ですよね。
日本ではその素材をたっぷり味わうために、何も付けずにそのまま出汁で頂くことがほとんどです。
ここマレーシアでも蟹は大変人気の食材ですが、食べ方は日本とはかなり違っています。
日本人同様に中国人や韓国人も蟹が好きですが、ここマレーシアには多くの中華系や韓国系の人達が暮らしています。
マレーシアでは、それぞれの民族が伝統料理を大切にしながら生活しており、中華料理で言えば、四川料理や海鮮料理など各地方の料理が味わえることも大きな特徴でしょう。
もちろん食材として蟹は大人気で、至るところで「Crab」と看板のかかったレストランが見受けられます。
一般的にマレーシアで蟹料理を提供しているのは、中華系が経営する店がほとんどです。
その味付けはさまざまですが、味わい深いチリソースに絡めたものや、黒コショウでアクセントを加えたものが特に人気があります。
円卓に料理が運ばれ、それを皆で回しながら食べるのですが、前菜やライスがセットになったコースもあり、家族連れでにぎわっています。
大体一人あたり100RM(3000円)もあれば蟹とその他の料理を楽しめるでしょう。
日本人もよくブログにアップしていて有名なのが、クアラルンプールの郊外にある「Restoran Fatty Crab」です。
この店は、マレーシア現地では知らない人はいないほどの人気店で、週末ともなると開店と同時に長い行列が出来ます。
蟹が新鮮で、独特のチリソースが美味しいことと、テーブルの上で蟹を叩き割りながらわいわい食べるスタイルがウケているんだそう。
クアラルンプールの中心地から車で30分ほどの郊外にあります。
「Restoran Fatty Crab」は週一だけ休みですが、通常は17時半から23時頃までやっています。
土曜日の開店時間に店に伺うと、既にテーブルは満席状態でした。
観光バスが店の前に乗り付けるなど、ツアーにも組み込まれているようです。
少し待ってから2階に通され、早速蟹を何グラム食べるか聞かれます。
メニューは蟹やチャーハン、そして下で焼いているサテが主なようです。
蟹を900g注文すると、2人で分けるのにはちょうど良いくらいでした。
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