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【インドネシア】コップの密閉で客席をなくした期待の喫茶チェーン「Kopi Kenangan」

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asean190130kop4ASEAN諸国はアイディアの宝庫、と多々思うことがある。
ちょっとした工夫で大きな利益を上げたビジネスを目の当りにできるからだ。

我々が当たり前と思っていることを、あるひとつの工夫で覆す。
「常識」とは極めて脆いものだ。
しかしその「常識」を、我々は天まで伸びる壁のように見ているのも事実である。

ここでは一度、「常識」の向こう側を覗いてみよう。

絶対にこぼれないコーヒー

昨年10月、インドネシアで店舗を展開する喫茶チェーン店『Kopi Kenangan』がシードラウンド800万ドル(約8億8,000万円)の出資をベンチャーキャピタルから獲得した。asean190130kopi1このKopi Kenanganは現在、ジャカルタ市内のオフィスビルやショッピングモールに店舗を置いている。

Kopi Kenanganの最大の特徴は、「コップの口を密閉する」ということに尽きる。

プラスチックのコップの上からビニールを接着することで、どの角度に傾けても中身がこぼれないようになっている。
カウンターに密閉のための機械が用意されているのだ。
淹れたてのコーヒーを、その場で即座にシーリングすることができる。
客は先の尖ったストローでビニールに穴を開けて飲む。

たったこれだけの工夫であるが、それがKopi Kenanganが躍進するきっかけになった。

利用客にとっては飲み物の持ち帰りが容易になり、それ故に店舗でコーヒーを飲む必要性がなくなったのだ。

気軽なテイクアウト

asean190130kopi2ジャカルタ市内のショッピングモール、プラザ・スマンギの3A階に入居するKopi Kenanganを覗いてきた。

この店舗にあるテーブル席は僅か4席のみ。
それも小さな丸テーブルだ。
しかし、プラザ・スマンギ店はこれでもまだ大きい方である。

Kopi Kenanganの別の店舗では、その丸テーブルすら置いていない。
当初からテイクアウトのみを前提とした設計で、そのためビル構内にカウンターのみの店舗がポツリと置かれている外見だ。

客席のない喫茶店。
そのため、オフィスビル内の片隅に店舗を作ることもできる。
そこで購入したコーヒーを、そのまま職場へ運ぶことができるというわけだ。

「気軽なテイクアウト」を実現したからこそ、Kopi Kenanganは市民から注目されるようになった。
まさに「常識の転換」である。

キャッシュレス決済にも対応

asean190130kop3そんなKopi Kenanganであるが、ここでもやはりキャッシュレス決済の波が訪れている。

Go-PayやDANAなどのQRコード決済サービスを、Kopi Kenanganで利用することができる。
店舗によってはクレジットカードの利用も可能だ。

インドネシアの飲食業界に、またひとつ大きな新星が登場した。

【参考】
Kopi Kenangan
【店舗住所】
Kopi Kenangan プラザ・スマンギ店
Plaza Semanggi, Jl. Jend. Sudirman,  RT.1/RW.4, Karet Semanggi, Kecamatan Setiabudi, Kota Jakarta Selatan, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 12930

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