ラーメン激戦区のバンコク。
コロナ禍であっても毎年新たな日系ラーメン店がオープンしています。
競争が激しいこともあり、バンコクのラーメン店のクオリティは高いです。
その中でも、2018年11月にオープンした「MENSHO TOKYO BKK(以下、MENSHO)」は約3年がたった現在でも高い人気を誇っています。
ラーメンクリエイターの庄野智治氏が手掛け、アメリカやインドにも展開しているMENSHOについて、今回はバンコク店を紹介します。
MENSHOがあるのは、日本人が多く居住するスクンビットのプロンポンエリア。
スクンビット通りに面したRSUタワーというオフィスビルの1階に入居しています。
この日は週末のお昼に来店したため、整理券を受けとって並びました。
裏の入り口付近で待つのですが、待っている人が既にたくさん。
週末は特にファミリー層が多く、1時間近く待ちました。
人気のほどが伺えます。
店内は黒を基調としたスタイリッシュな雰囲気。
厨房もガラス張りのオープンキッチンです。
レジの裏にあるのは、製麺ルーム。
季節にあわせて日本やオーストラリア、カナダ、アメリカから輸入した小麦粉をブレンドして作っているそうです。
MENSHOの客層で特徴的なのは、タイ人、日本人に人気なのはもちろん、欧米系の方なども多くインターナショナルな点です。
立地の関係もありますが、バンコクでこのようなラーメン店は他にあまり見ないように感じます。
塩、しょう油、鶏白湯を中心としたラーメンの他、油そばや担々麺などがそろいます。
私が一番リピートしているのが「潮らぁめん」。
メニュー名が「塩」ではなく「潮」となっているように、貝のだしがしっかり効いたスープが絶品です。
毎朝、店舗で打っているという麺はもちもち。
だしがきいたスープによく絡んで最高です。
魚介系のスープが好きな人にはたまらない一品だと思います。
ねぎの上には揚げたレモングラスがのっていて、これもいいアクセントになっています。
同じくあっさりしたスープが好みであれば「醤油らぁめん」もおいしいです。
こちらは、貝ではなく魚のだしがきいたスープ。
低温で調理されているという鴨のチャーシューがよくあいます。
そして、MENSHOの担々麺はヴィーガン仕様です。
動物性の食材を使っていないと聞くと、あっさりしたものを想像しますが、非常にコクとパンチのあるクリーミーなスープです。
パクチーや青菜、大豆がたくさん入っていて食べ応えがあります。
MENSHOのラーメンは税とサービス料を加えると300バーツ(約1,050円)を超え、バンコクのラーメン店の中では高級な部類に入るのですが、それでも定期的に足を運びたくなる味の魅力があります。
同じように感じているお客様が多く、安定した人気に繋がっているのだと思います。
■MENSHO TOKYO BKK
住所:G Floor RSU Tower Room G03, Sukhumvit 31, Klongton Nua, Wattana, Bangkok
電話:+66 91 887 9492
営業時間:平日11:00~15:00、17:00~22:00、土日祝11:00~22:00
Web:http://menya-shono.com/
Facebook:https://www.facebook.com/menshotokyobkk/
※1タイバーツ=約3.5円で換算
メインメニュー
教えてASEANコラム
お問い合わせ
人気記事ランキング
新着記事
国別で記事を探す
おすすめキーワードで記事を探す
ライター紹介